幼児教育を語るひろば

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見得を切る

「見得」を辞書で引くと、[外観・あるいは上辺を飾ること] とあります。 
「見栄」とも書きます。

新橋演舞場の「六月大歌舞伎」夜の部(スーパー歌舞伎・ヤマトタケル)で、四代目
市川猿之助・九代目中車の襲名披露がありました。彼らの襲名口上を聞きながら、
歌舞伎独特の手振り (手のポーズ)を見ていたら、歌舞伎での 「見得」 の意図が
伝わってきました。

歌舞伎では、大げさな表情・動作・態度を表現することを、「見得を切る」 と言いま
す。感情が極点に達した様子を表します。ドラマチックな効果を上げるための演出
でもあります。

「大見得を切る」 と言えば、中でも目が覚めるような華々しい所作を指します。
「不動の見得」・「元禄の見得」・「柱巻きの見得」 などが、有名です。


話は変わりますが・・・・  近ごろ気になる政治家の見得を拾ってみました。

*政治生命をかけても、消費増税法案を成立させる。 (野田首相)
*国民との約束を守るため、消費増税法案には反対する。 (小沢元民主党代表)
*国に代わって尖閣諸島を購入する。 (石原都知事)
*大阪都構想を実現する。 (橋下大阪市長)

「立派な仕事をしたい」・「後世に名を残したい」・「多くの人から称賛されたい」・・・・
そんな気持ちは、政治家なら誰でも持っています。

彼らが見得を切る裏側には、「目立ちたい」・「選挙で勝ちたい」・「引退の花道を飾りたい。」・・・・  という気持ちが見え隠れしています。 でも実際は、見得とは反対に、
実力が底をついて来ています。本人がそれに気づかないで、悪あがきしている場合が多いのです。

「見栄っ張り」 という言葉があります。実力が無いのに,本人だけがかっこつけたり、
取り巻きたちが「裸の王様」に仕立てたりしている様子を感じます。虚しい見得です。

  見得談義でした。


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