幼児教育を語るひろば

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教育が虐待? (付録)

学校教育で大事なのは、人間性を育て、それを更に豊かに成長させることです。具体的には、身体的な健康状態を保ちながら、子ども自身が、自己実現や個の確立を図れるようにしてあげることです。
そのために学校は、常に教育内容や方法の評価・改善に努めなければなりません。

学校と親の間に介在するものとして、教育内容があります。それが親にどのように伝えられ、受容されるかが問題です。いまや教育内容は、大変複雑化してきています。学校はより丁寧に、親への説明が必要です。

モンスターペアレントも、元をただせば子どもの知性の向上を求めているのです。ただ彼らは、子どもが競争社会に勝つために、知性を実用性・有用性という立場からのみ考えています。
学校の教育目標・内容・方法が確立して、親にきちんと理解されていないと、モンスターペアレントが現われ、学校教育そのものがおかしくなってしまう危険があるのです。

教師が指導を放置し過干渉な親の要求に追従していると、教育に名を借りた虐待がまかり通るようになります。それにIT化などによって学校が合理化されると、学校内の人間関係も希薄になってきます。自由や平等など、人間性に関わることも否定されがちです。
ルソーではありませんが、いまこそ「自然に帰れ!」と、叫びたくもなります。

それでなくても、世界的な不況・不安・動揺の激しい時代です。教育に対する要求も多様化してきています。理想的な人間像を目指すことが、益々難しくなってきました。
でも矛盾しているようですが、この混乱を救うのも教育の力に頼る以外無いのです。

いま教師に期待されていることは、多様な要求にダイナミックに即応出来る指導力です。それには、教育者としての人格が問われます。人格の向上は、教師の人間的自覚によってのみ可能です。そのためにも、教師は自己の人間的あり方を正し、深めて行かねばなりません。
教育的な人間関係は、知識や技術だけでは築けないからです。



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