幼児教育を語るひろば

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中学受験

東京では、小学6年生の5人に1人が中学受験に臨むと言われます。
「中学受験はさせない」と決めている親も、この実状を知ると不安になります。
6年生の息子を抱えるMさんもそのひとりで、「受験させなくても大丈夫か?」
という相談がありました。

知っておいて欲しいこと。
中学受験に成功しても、その後の人生が保障されたわけではありません。
せっかく合格しても、中には勉強についていけない子・学校生活で何も楽しみが
見つからない子・友だちが出来ない子・卒業しても将来とつながらない子・・・・ 
など、必ず出て来ます。
気をつけることは、受験という名を借りて、子どもを親の描く将来像に枠付けしない
ことです。


大事なのは個性(特性)。
どんな子にも、他の子が真似出来ない光(個性)が輝いています。受験という寄り
道で、その光を見失ってしまうことがあります。あるいは、せっかくの光を消してし
まうこともあるのです。

わが子の光を一番知っているのは、母親です。親の役目は、その光を消さないよう
に、そしてより輝くように見守ることです。個性を無視して、無理に受験を押しつけて
はいけません。親は、受身の相談相手になりましょう!


個性はどう育つか?
個性の半分は、遺伝が決めると考えましょう。だから、子どもは親に似るのです。
残りの半分は、生まれてから今までの生育環境によって定まります。

子どもの体や知恵の発育状況は、どうでしょうか? 生育環境では、生活の様子が
問題になります。食事(栄養)・運動(遊び)・睡眠(休養)・入浴(清潔)・衣服(保護)
・安全(安定)・生活習慣・・・・ などが、個性を育てる背景になります。


銅は銅なりに!
人生で成功するというのは、個性が十分に発揮され、それが実った時です。
個性は十人十色です。だからこそ銅は銅なりに、銀は銀なりに、金は金なりに鍛えて
こそ、成果が期待されるのです。

わが子の個性を活かす場と確信出来るなら、受験を否定はしません。その見極めを、
親はしっかり果たして欲しいと思います。


親の覚悟。
友だちが受験するから・評判の良い学校だから・子どもの実力を試したいから・出世
コースを歩ませたいから・親の見栄もあるから・・・・ など、こんな考えで受験させる
のは危険です。
他所から聞こえてくる話は、特別な話です。自分の考えで判断して行動しましょう!

少子化時代ですから、わが子の成功を願う親の気持ちも分かります。でも他の子と
一緒にとか、他の子と同じようにとか考えるのはやめましょう! 
大事なのは、わが子がどのように育ってどんな個性を持っているか? なのです。
オンリーワンでよいのです。


「エミール」より
大人になるまで、子どもは子どもであることを、自然は望んでいる。この順序を私たち
が転倒させると、熟しきらない・風味も無い・すぐに腐る・速成果実を育てることにな
る。私たちは、幼い博士と老いこんだ子どもを持つことになる。
子どもには、子ども特有の見方・考え方・感じ方がある。それに変えて、私たち大人の
ものの見方・考え方を押し付けるくらい愚かで無分別なことは無い。  (ルソー)


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