幼児教育を語るひろば

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心を育てる

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きょうは、24節気の「大雪」です。いよいよ冬本番です。
この時期に相応しい話題を、S幼稚園の保育活動から紹介します。

M先生が、年長の子どもたちに読み聞かせをしていました。
「心の優しいおじいさんと、おばあさんがいました。ふたりはたいそう貧乏でしたが、
それでも仲良く暮らしておりました。さて、その日は雪の降る大みそかでした。」

子どもたちはすでに知っている話でしたが、M先生の読み聞かせに食い入るように
聞き入っていました。
「[笠はいりませんか、こんな雪の日にピッタリの笠ですよ、笠はいりませんかー!] 
雪の降る中、道行く人に声をかけても、笠はひとつも売れませんでした。」

子どもたちも不安そうに、笠が売れるのを期待しています。
「おじいさんは、笠を売るのを諦めて、家へ帰ることにしました。しょんぼりと雪道を
歩いて帰ると、村の入り口で、石のお地蔵さんが頭に雪をのせて、寒そうに立って
いる姿が目に入りました。」

[笠をかぶせてやるんだよ。] そう声に出して言う子がいます。
読み進むにつれて子どもたちの表情が、とても優しく穏やかになっていました。
瞳が、美しくキラキラ輝いています。

「[おじいさん、明日はお餅の無いお正月になりそうですね。] と、おばあさんが言い
ました。 その夜のことです。 [うんとこどっこい! うんとこどっこい! ] ここまで
きたら、子どもたちも [うんとこどっこい! うんとこどっこい! ] の大合唱になり
ました。

心を育てるということは、そんなに難しいことでは無いのです。子どもたちと、共感し
あえる関係を築けばよいのです。それは、本を読むだけに限りません。
自然と触れ合う・人と触れ合う・友だちと遊ぶ・家族や友だちと協力して何かをやり
遂げる・・・・  そんなことで、心は育って行くのです。


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