幼児教育を語るひろば

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自立

台風15号 本州縦断
21日午後2時頃浜松市付近に上陸した台風15号は、東京にも強い風と激しい雨を置土産に、東北地方へ駆け抜けて行きました。
昨日の午後は、病院へ検査結果を聞きに行く日でした。台風をちょっと心配しましたが、予定変更も面倒と思って出かけました。驚いたことに、病院はこんな日でも、いつも通りに混雑していました。台風より病気を心配する人が、沢山いるということです。
案じたように帰りの電車は止まっていて、風雨の激しい中、バスを乗り継いで倍の時間をかけて帰りました。傘もレインコートも役立たず、全身びしょ濡れになりました。
台風15号は、各地に爪痕を残して行きました。それでも昔と比べれば、人的被害が少ないのは、防災意識が深まった証拠でしょうか? 台風王国日本を、思い知らされる1日となりました。


自立
教育の目的をひと言で言えば、人格の完成です。
そのためには、個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主自律の精神を養う必要があると、教育基本法にも明示されています。
自主自律は、自立と言い替えてもよいと思います。

野田首相始め多くの政治家が、「松下政経塾」の出身と聞きます。
その塾の土台を築いた松下幸之助は、繁栄・平和・幸福を追求したPHP運動で知られます。
彼によって創設されたPHP研究所からは、月刊誌「PHP」が刊行されています。

1998年4月発行の「PHP」599号裏表紙に、「自立」という小論が掲載されていました。ひと昔以上も前の記事ですが、今日でも立派に生きていると思いませんか? 


 昨今の世の中、お互いの間に、他の力を頼り、他に依存する傾向が強すぎはしないか。あるいは、何か事があるたびに、誰が悪いからだとか世の中のせいだとか、責任を他に転嫁する姿が多すぎはしないか。
 豊かで平穏な暮らしが続く中で、無意識のうちに甘えが芽生え、他をあてにし、頼るようになってきた。そんな大人の姿を見て育つ子供にも、当然のことながらその性向が受け継がれて、いま社会全体に、「まずみずからの足でしっかり立つ」という自主独立の気構えが、かなり薄れているような気がする。
 独り立ちの行き方を貫くには、むろん努力が必要だし苦しみも伴う。深刻な悩みや心配にも直面しよう。しかしそのようにそれぞれが自立してこそ初めて、他との協力関係も本物になる。人間としての活動の本当の味わいも享受できるというものであろう。
 政治も経済も暮らしも一段と厳しさを増す中で、お互いに、自分の足で立ち、自分の足で歩むという基本を改めて大事にしつつ励みたい。
(「PHP」599号より)


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