幼児教育を語るひろば

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勉強嫌い

Nさんから「小4の息子が、勉強嫌いで困る。学習塾へ通わせた方がよいか?」 と、
相談を受けました。
「学校は、嫌いでは無いですか?」と尋ねると、「学校は、毎日元気で通っています。それに体育の授業は好きだし、友だちとあそぶのも楽しいようです。」とのことでした。

「勉強嫌いで、心身症的な症状が見られますか? 例えば、勉強となると攻撃的になったり、頭痛や腹痛を訴えたりしますか?」と聞くと、それは無いとのことでした。
勉強嫌いも、軽症のようです。

私はさらに「ふだん、勉強しなさい! と注意していませんか?」と、尋ねてみました。すると、「ダラダラしているのを見ると、つい口癖のように注意してしまう。」 との答え
でした。

勉強しなければならないのは、子どもたちも分かっています。でも親から押しつけられると、子どもは、かえって追いつめられた気持ちになって反発します。

心理的にも物理的にも(生育環境・心身の健康・人間関係・・・・ など)特別な理由が無ければ、子どもの好きなように、自由にさせておくのが、勉強好きになる近道です。 

いまや子どもたちは、多かれ少なかれストレスを抱えています。そのストレスと、何とか折り合いを付けながら生活しているのです。その裏では、諦めや抑圧など、子どもたちを押え付ける力が働いているのです。勉強嫌いは、その反応でもあるのです。
勉強嫌いで、何か訴えているのかも知れません。

何よりも必要なのは、「勉強嫌い」の烙印を消去することです。
子どもの意志にそぐわない学習塾など、害は有っても利は有りません。学習塾へ通わせようという考えが、すでに子どもの自由を束縛して、管理しようとしている表れです。

「自由にして大丈夫か?」という心配は、多くの親が持っています。
地域社会の中で自由に探索したり遊び回ったりする、それが子どもの自然な姿です。子どもは、生まれながらの科学者です。泥だらけになって夢中で遊び回っているうちに、子どもらしい発見があり、喜びや満足感を味わうことが出来るのです。
知的能力は、自ずと後から付いてきます。

勉強好きにするため、有効で簡単な方法は、家庭環境づくりです。
キーワードは、「家族の団欒」です。次のような家庭づくりを心がけてみて下さい。

*家族がバラバラにならないような、生活リズムの工夫。
 (特に、起床・食事・テレビ観賞・余暇の活用など。)
*信頼関係に支えられた、コミニュケーションの確立。
 (子どもを信頼、余計な干渉や介入はしない。)
*子どもの声に耳を傾けてくれる相手が、家庭内にいる。
 (頼れる祖父母・両親・兄・姉などの存在。)
*家族それぞれが、自分自身の生活を大事にする。
 (子どもは子ども、子どもの都合に合わせる必要は無い。)
*わが子の行動を、ゆとりを持って見守る。
 (ただし子どもからの相談には、真剣に対応する。)
 
脳細胞は、140億個もあります。脳細胞に秘められた可能性は、無限です。
必ず勉強好きのスイッチが、入る時がやって来ます。


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