幼児教育を語るひろば

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続・一人前になるまで

一人前になるということは、「自立」することに他なりません。
ところで自立とは? 経済的にも精神的にも他から助けや支配を受けないで、自分の力でやっていくことです。

自立は自分の道を歩むことですが、人の意見を聞かずに「何でも一人でやる・出来る!」と言うことではありません。それは独りよがりの利己主義でこそあれ、自立ではありません。

自立とは自分だけでなく、他人と共に自分があることを知ることから始まります。相手があっての自立です。
自立と同じ発音に、「自律」があります。自らを律すると言うことで、自分の意志によって立てた規範に従って行動することです。

「自立」と「自律」は、兄弟です。自立が弟で、自律が兄です。自立して、自律出来るのです。
相手の存在と、自分の置かれた立場を認めることによって、成り立つ概念です。

きまりを守らない・義務を果たさない・・・・ 自立心が育っていないのです。きまりを守っているように見えても、自分の考えを持たずに、ただ言われた通りに行動しているのも自立ではありません。
よく間違えるのは、「大人が良しとすることを、自主的に実践しているから自立心がある。」と、評価することです。

自立も自律も、「共生」の考えが基盤にあります。
自立も自律も出来ていれば、親切にしてもらったら「ありがとう!」と、困っている人がいたら「助けてあげよう!」と、そういう気持ちが自然に湧いてきます。

人の意見に耳を傾けるのはもちろん、自分の気持ちを相手に素直に伝えるのも、自立心の現れです。
他人が嫌がることを無理強いしたり暴力を振るったりするのは、自立心が育っていない証拠です。非行や怠学も、自立心が欠けているのです。

「自立」・「自律」は、教育の最終目標でもあります。そして、「一人前になる!」ということでもあるのです。


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