幼児教育を語るひろば

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朱に交われば?

前回盛り場の魅力について書いたところ、さっそく高2の息子さんを持つHさんからメールを頂きました。
「息子は最近悪い友だちと付き合っていて、学校をズル休みして盛り場へも行っているようだ。付き合いをやめさせるには、どうしたらよいだろうか?」というのが、メールの主旨です。

「どうしてあんな子と、付き合うのだろうか?」、たいていの親はそう思います。わが子が善で、友だちが悪という前提もあるのです。
母親が注意しても、なかなか言うことを聞きません。そこで父親に頼んで、厳しく叱ってもらいます。それでも高校生ぐらいになれば、素直に聞く耳など持つはずがありません。それが、一般的なパターンです。

ここで注意しなければならないのは、親はわが子の気持ちを少しも考えないで、ただ悪い友だちから切り離すことだけを望んでいることです。

「類は友を呼ぶ」、ということわざがあります。友だち関係は、片思いでは成立しません。わが子と友だちの間には、何らかの「類似性」があるのです。

子どもの目線で話を聞くと、付き合っている友だちの評価が、親と子どもでは180度も違います。
問い質せば、わが子からはこんな答えが返ってくるはずです。

友だち思いで親切・なぐさめたり励ましたりしてくれる・気心が合う(趣味や興味を持つものが同じ)・一緒にいると楽しい・自分のことを分かってくれる・・・・ など。

親の願いは、勉強の出来る真面目な子と付き合って欲しいということだけなのです。
立場を変えれば、相手の親も同じように思っているかも知れません。

「朱に交われば赤くなる」という言葉を、プラス思考で捉えるかマイナス思考で捉えるかで、友だちの評価は変わります。
わが子と悪い友だちと思っている二人の関係を、プラス思考で考えてみましょう! 
友だちを責めても良い答えが見つからないことが、分かってきます。

追えば逃げるのが、人の常です。子どもは、いつか親から離れて独立して行きます。高校生は、独立期の入口です。
子どもの行動を心配する余り、小さなことを気にしてあれこれ詮索すると、小さかった心配事も大きくなって手に負えなくなる場合があります。また逆に、心配すべきことを放置して見逃してしまうと、これも手の施しようがなくなる場合があるのです。

要は大騒ぎするのもダメ、放っておくのもダメで、ほどほどに干渉する必要があるのです。それには、着かず離れず、子どもと関わっていく親子関係が大事です。

どうしたら、子どもとそのように関係を保って行けるのか? というと、子どもは、自分のことを分かってくれる親を求めているのです。つまり、友だちに求めている気持ちと同じです。

「親身」という言葉があります。親子という一番近い血縁関係だからこそ、子どもの気持ちも分かり、子どもからも信頼されるのです。親身になれば、子どもは必ず親を信頼してくれます。
その信頼関係さえあれば、子どもは親の注意にも耳を傾けるようになるのです。


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