幼児教育を語るひろば

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一定のメド

「一定のメドがついたら辞める!」と、管首相の言ったことが尾を引いて、与野党の
間で政局争いをしています。

「日本語語感の辞典(中村明著・岩波書店)」によると、「メド(目処)は、とりあえず
目ざす当座の目標をさし、会話や軽い文章に使われる和語。」とあります。

首相の気持ちは「いま決められないので、何とかメドがつくまで待ってくれ。」、という
ことだと思います。そうだとすれば一概に、「首相が私たちをだまくらかしている」と、
責めるわけにも参りません。

メドと似ている言葉に、「目やす」があります。ふつう目やすと言えば、大よその標準を
さします。
語源を調べると、ソロバンの位取りの黒点のことだそうです。だから目やすは、メドより
目ざす目標が少しはっきりしています。

せめて首相には、退陣の目やすを示して欲しかったと思います。そうでないと、大震災
被災地の人たちは、政治家の言葉遊びに翻ろうされて、復興のメドさえ立たなくなります。

福島第1原発事故の東電の報告書を見ても、解決のメドはまだまだ先のようです。
困難な状況が、依然として続きそうです。
厳しい作業環境であることは、原発の仕組みに疎い私たちにも想像できます。
でも避難を強いられている人たちのことを思えば、一刻も早い安全宣言を期待します。

それにしても政治家からは、「脱原発」の声があまり聞こえてきません。
「電力不足を懸念するので、やはり原発は必要!」という声だけが、目立ちます。
電力会社や原発に関わる企業に、遠慮しているのでしょうか? それとも原発で懐を
肥やす政治家が、多いのでしょうか?  と、疑いたくもなります。


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