幼児教育を語るひろば

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赤ちゃん教育・4

子どもの成長ぶりで気になるのが、言葉です。育児書を開くと、言葉の獲得過程が
時系列で示されています。
例えば、
・歩き始める頃(15ヶ月頃)、最初の言葉を発する。 
・2歳で、300語くらい話す。
・3歳では、約900語話す。
・4歳では、1600語近く話す。
・5歳では、2100語もマスターする。

言語はコミュニケーション能力の基礎であり、学習能力とも関わりがありますから、
わが子がこの時系列に合わないと心配になります。知能に障害があるのでは? 
と、悩む親もいます。

でも、「幼児期は無口だったけど、大人になったらおしゃべりになった。」とか、
逆に「幼児期はおしゃべりだったけど、大人になったら無口になった。」という
話は、よく聞きます。

言語活動は、きわめて個性的で、その発達過程も個人差があるのです。
身体的な異常に気づいたら専門医に診せる必要はありますが、言葉の獲得数の
早い・遅いは、それほど心配することではありません。


ところで、初回で父親の役割について少し触れましたが、父親には進化の過程で
獲得した「父性行動」があります。
それは、次のようなことです。
 ①妻(メス)や子どもたちに食べ物を運ぶ。②家庭を築く。③外敵と闘う。

参考までに、自分の父親を認識出来るのは、人間と一部の霊長類だけだそうです。
赤ちゃんも父親との接触が増えて来ると、父親を認める(信じる)ようになります。

話は逸れますが、子どもが生まれると、夫婦の心理関係が微妙に変わることが
あります。夫は漠然とした不安感を抱くようになると、よく言われます。
(それを裏付けるような事件が、先日大阪で起きました。)

子育ては、幼児期に入ると父親の力がどうしても必要になって来ます。特に訓練
(しつけ)の面で、父親の存在は大事です。子どもと一緒に遊ぶだけでも、子ども
は父親から多くのことを学びます。 遊びのルールやマナーを通して、社会性も
育ちますす。
それに、父親の後ろ姿からも、子どもは父親の個性・教養・人間性を観察していま
す。そして、大人社会の手本にしているのです。


「問題の子どもなどというものは無い。あるのは、問題の親だけだ。」
イギリスの教育者 A・S・ニイルの言葉です。親業の大切さ・大変さを表しています。
せっかくの子育てで、こんなことを言われないように気をつけましょう!

          (赤ちゃん教育・終)


 

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