幼児教育を語るひろば

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猫も杓子も

学ぶ楽しみ

書家のS先生は物知りなので、一緒に出かけると色々なことを教えて頂けます。
先日、二人で浅草の観音様へ詣でました。
「観音様の正式名称は、金龍山・伝法院・浅草寺と言う。」と、先ず教えられました。

S先生の説明によると、「寺院には、山号・院号・寺号が必ずある。山号は場所、院号は敷地、寺号は建物を表す。 山号と院号を一緒にして、それに寺号を付けるお寺も
ある。」とのことです。

人々は、昔から呼び慣れている号で呼んでいます。
初詣で行く「成田山」は山号ですし、京都の「知恩院」は院号、奈良の「法隆寺」は
寺号です。
私がよく行く東京郊外にある高尾山のお寺は、「薬王院」と呼ばれています。院号で覚えていたのです。今度訪ねたら、山号と寺号を調べてみようと思います。
(山号は、高尾山かな?)

S先生にそんなことを教えられながらお参りを済ませ、仲見世通りを通ってお昼を食べる店を物色しました。
お土産物を売っているお店に、猫が柄杓をも持っている玩具がありました。S先生はそれを指差して 「猫も杓子(シャクシ)もの意味だろうが、本当は禰宜(ネギ)も釈子
(シャクシ)も
が正しい。」と、言われました。
禰宜は神官のことで、釈子は釈迦の弟子のことだそうです。いつの間にか猫も杓子もが、まかり通るようになってしまったのだそうです。

昼食を摂りながら先生は、「最近テレビ番組で漢字を話題にするものが増えたが、
漢字で無い文字だったり使い方が不適切だったりで気になる。」と、嘆かれました。
例えば、「辻」・「畑」・「峠」・「榊」・・・・ などは、和字(国字)と言われ、漢字では無いこと。「旅行」・「修行」・「行灯」の「行」の字は、それぞれ「漢音」・「呉音」・「唐音」で、成り立ちが違うので意味も違うとのことです。

「々」というのは、同一の漢字を重ねる符号で、文字では無いことも教わりました。
面白かったのは、漢字にも雌雄があるというお話です。「鳳凰」・「麒麟」などがそうで、前者が、後者がだそうです。


今回の観音様詣ででは、S先生から色々なことを教えて頂きました。世の中知らないことが一杯あります。 「知らぬは仏」のうちは良いのですが、「知らぬは亭主ばかり
なり」になっては困ります。


子どもたちにも、学ぶ楽しみをもっともっと体験して欲しいと思っています。


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