幼児教育を語るひろば

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肩の力を抜いて

(あるお母さんの相談事例から)

子育ては大変だ! 辛い! 疲れる! 〇〇〇!

こういう母親には、共通点があります。それは子どもへの期待が、とても大きいということです。子どもに期待すること自体は、悪いことではありません。

 ・元気な子になって欲しい
 ・優しい子になって欲しい
 ・頭の良い子になって欲しい
 ・勇気のある子になって欲しい
 ・〇〇〇な子になって欲しい


どれも、母親なら当然の期待です。期待がとても大きいということは、早く期待が実現するようにと、結果が現れるのを急ぐことです。それも子どもの実態を無視して、つまり子どもより先回りして、ゴールの時や場所を勝手に母親が決めてしまうのです。

そうなると親の期待と子どもの成長は一致しませんから、母親はあせります。子育てに、疲れが出てきます。子育てが、苦痛になってきます。

大切なのは、期待したら信じることです。期待の陰には、子どもの持つ可能性を信じ、その子なりに伸びる力を持っていることを認める親の姿勢が必要です。言葉を換えれば、温かな目で子どもの良さを見出そうとする「待ちの姿勢」です。これが、肩の力を抜くためのキーポイントです。

それから大事なのは、子どもは絶えず成長し続けているということです。それも一人
ひとり異なる道筋を通って、成長して行きます。


Aちゃんは、砂遊びが大好きです。公園へ行っても砂場でばかり遊んで、他の遊具には見向きもしません。母親とすれば、一つの遊びだけに固執するのは心配です。
何とかしなくてはと、ついあせりの気持ちに襲われます。
でもそんな気持ちでは、Aちゃんがどうして砂遊びに夢中なのかは分かりません。

実はAちゃんは、手でつかんだ砂が、自分の働きかけに応じて変形して行くことに
興味があるのです。同時に、それがとても不思議な現象とも感じているのです。
だから、何べんでもやってみたくなるのです。湿った砂と乾いた砂では、違うことにも
気づきました。砂に対して自由に働きかけて、色々な発見を楽しんでいるのです。

こんな時に母親が「砂遊びなかりしないで・・・・」と、他の遊びに誘うと、子どもの活動は中断されます。Aちゃんは、科学者と同じように探究活動に没頭中です。
「面白いな。不思議だな。」という環境に、納得するまで関わるようにさせましょう。

そのためにも、母親は肩の力を抜いて、子どもを見守る「待ちの姿勢」が大切です。

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