幼児教育を語るひろば

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再・幼児虐待について

大寒
きょうは大寒、これで寒さも峠を越えてだんだん暖かくなると思ったのですが、「これから立春までの15日間が大寒」と、気象予報士が話していました。節分が寒明けだそうで、当分寒さは我慢しなければならないようです。

そういえば中学生の頃の、寒稽古を思い出しました。
戦争末期日本の敗戦も色濃くなっていましたが、それでも当時の中学校では、柔道・剣道・それに竹槍まで、寒稽古がありました。寒さの厳しい早朝に集められて、稽古に励みました。一番厳しい条件の中でこそ、業は磨かれ心身も鍛えられると教えられました。手足はあかぎれや霜焼けで辛かったのですが、(栄養状態も悪かったので、あかぎれ・霜焼けになり易かった。)戦争に勝つためとみんな我慢しました。

いまでも早朝マラソンや寒中水泳など、寒稽古はありますが、寒さ対策は万全のようです。それに食糧事情も豊かですから、あかぎれや霜焼けの心配もありません。
然しお宅族が多い現代っ子たちは、素直に寒稽古を受けるでしょうか?


再・幼児虐待について
昨19日厚労省は、児童福祉法の改正案を発表しました。
「子どもの生命に関わる緊急事態には、親権者より児童養護施設長の判断を優先する。」など、新しい方針が示されました。

児童相談所長や児童養護施設長が、このような権限を持つことは良しとして、具体的に虐待の実態をどう把握するかが課題です。つまり虐待の情報を、普段から収集する組織やネットワークの問題です。

朝日新聞でも、このところ連日のように虐待の事例を載せています。

*交際相手の女性の男児(5歳)の腹部を蹴って、内蔵破裂の傷害。
 (16日 男から事情聴取 東京都・大田区)
*交際相手の女性の女児(3歳)虐待の疑い、女児にやけどの痕やあざ。
 (17日 38歳の男逮捕 東京都・台東区)
*父親が(21歳)、生後3ヶ月の男児をベビーバスに落として水死させる。
 男児は腕や足の骨折で度々入院、体にあざ。(17日 事情聴取 大阪府)
*母親(26歳)と同居の男(27歳)が、女児(3歳)の顔や体を殴ったり噛み
 ついたりして重傷を負わす。
 (18日 逮捕 神奈川県・大和市)
*母親(41歳)が、生後12日の男児を殺害。
 (19日 逮捕 神奈川県・横浜市)
*母親(22歳)が、女児(2歳)を布団にくるんで押入れに放置して死亡させる。
 (20日 書類送検 栃木県・宇都宮市)

事件は氷山の一角、虐待に怯える子どもたちは、もっともっと多いと推測されます。

「はえば立て立てば歩めの親心、わが身につもる老いを忘れて。」
本来子どもの順調な成長を喜び見守るのが、親の性です。
どこで狂ってしまうのでしょうか?

わが家の墓地が築地本願寺和田堀廟所なので、「廟所だより」が送られてきます。
1月15日発行98号に、九條武子の「無憂華」の一節が紹介されていました。

幼児のこころ 
 幼児が母のふところに抱かれて、乳房を哺くんでゐるときは、すこしの恐怖も感じない。すべてを托しきって、何の不安も感じないほど、遍満してゐる母性愛の尊きめぐみに、跪かずにはをられない。
 
 いだかれて ありとも知らず おろかにも
          われ反抗す 大いなるみ手に

 しかも多くの人々は、何ゆゑにみづから悩み、みづから悲しむのであろう。救ひのかがやかしい光のなかに、われら小さきものもまた、幼児の素純な心をもって、安らかに生きたい。大いなる慈悲のみ手のまま、ひたすらに久遠のいのちを育くみたい。 
 (以下略)


    

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