幼児教育を語るひろば

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やさしい心

最近は顔を背けたくなるような事件が、よく報じられます。人の心が、荒んでいるのでしょうか? やさしい心・思いやりの心が、育っていないのでしょうか?

どうしたらやさしい心は育つのでしょうか? 
やはり、幼児期の子育てに問題があります。やさしい心という人間にとって最も大切な心情は、幼児期に育つからです。具体例でお話します。


子どもと手をつなぐ
忙しいからと言って幼稚園・保育園への送り迎えを、自転車や自動車で済ませるのは感心しません。できれば子どもと手をつないで、歩くようにしましょう。

子どもの手をしっかり握って、掌を通して母の(父の) 暖かさを知らせると、子どもは安定し落ち着きます。親に対する信頼感も深まりますし、人間としての情感も、豊かになります。何よりも手をつないで歩けば、対話が生まれます。対話こそ、子どものやさしい心を育てる最良の機会です。

「手をつないでの通園は、子どもの自立心を妨げるのでは?」 という心配を持つ方もいますが、全く逆です。掌を通して感じた親のぬくもりが、子どもの自立心を支える力になるのです。むしろ大事なスキンシップの時間と、捉えましょう。


アニミズムの世界
幼児は、アニミズム的な考え方をします。全ての事象には、魂や感情があると考えています。
草花がしおれていると、「のどが渇いたのね。可哀そうに、お水をあげましょう。」 と。茎が折れていれば、、自分が骨折したように痛みを感じます。ボールを蹴るとボールが痛がると、真剣に思います。

このようなアニミズム的な考え方が、やさしい心を育てる源です。 思考が未発達な、幼児期における大事な心の発達過程だからです。
大人がアニミズム的な考え方を否定すると、子どもは混乱します。生き物をいじめたり物を壊したり、かえって攻撃的な心を育ててしまうことにもなり兼ねません。

個人差はありますが、幼児期に現われるアニミズム的な行動を、大事にして欲しいと思います。


正しい言葉遣い
幼児は大人の口真似をしながら、どんどん言葉を覚えて行きます。 ですから大人が正しい言葉で話せば、幼児も正しい言葉で話します。

一度覚えた間違った言葉遣いは、大変な苦労をしなければ治りません。それに間違った言葉では、心は伝わりません。汚い言葉だと、心も汚くなってしまいます。

いま子どもたちの周りで使われている言葉は、どうでしょうか?
日常の挨拶・家族や友だちとの会話・テレビから流れる言葉・アニメで使う言葉・・・・ みんな子どもたちの言葉の基礎作りになっています。

正しい言葉遣いは、やさしい心を育てる上で、とても重要な役割りを担っています。
何故なら正しい言葉遣いが、美しい言葉を生み、美しい言葉が、やさいい心を育てるからです。


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