幼児教育を語るひろば

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巧言令色鮮なし仁

参院選挙が始まりました。各党の党首が、梅雨空の下で口角泡を飛ばしながら(それほどでもないでしょうか)選挙演説をしている様子が、テレビニュースの画面で紹介されています。


選挙の時だけ巧みに言葉をあやつり、うわべだけの愛想をつくろう態度はもう見飽きています。

「選挙演説では、候補者が何を言っても自由だ」、というわけでは無いはずです。調子のいいことを言って選挙民をおだて、うまくその気にさせて投票してもらおうなど、それは人をだますことに他なりません。

最近は演説がうまいからと、知名な若手議員に応援演説を頼む風潮が見られます。その様子を見ていると、巧みな言い回しで選挙民をたぶらかしているようにさえ感じられます。


口には、関所がありません。だから候補者の発言は阻止できませんが、選挙は自分の信念や政策を選挙民に伝える大事な機会のはずです。

「口車に乗せる」・「口三味線に乗せる」という例えもあります。
「口には税金がかからない」、とも言います。だからと言って、人をだまして良いわけはありません。


候補者にとっても、「 口と財布は 締めるが得 」です。大風呂敷を広げて言い放った言葉が、思わぬ災難を招くことがあるのです。

「口は善悪の門 舌は禍いの根」、女性や弱者蔑視の発言で波紋が広がった例・問題発言で本人の進退問題に発展した例・・・ 今までも一杯ありました。

無責任な言動や選挙費用の浪費は、後で後悔のもとになります。「口は災いの門」なのです。


「自ら卑うすれば尚し」、常に身を低く謙虚にしている人は、逆に他人からも尊敬されると言います。

「 言葉は 心の使い 」です。心に思っていることは、ごく自然に言葉となった出てきます。「 治を為すは 多言に在らず 」です。


もっともらしいことをあれこれ並べたてても、口先だけで国を治めることはできません。これぞという政策を確実に実行する「有言実行」の人を、私たちは候補者の中から選びましょう。