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幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

体力づくり

「天高く馬肥ゆる秋」と言います。空が爽やかに澄み切った秋が訪れると、
気候の良さに食欲も増して、馬も元気にたくましく育ちます。

秋は、自然と食欲が進む季節です。同時に、体力づくりの季節でもあります。


生まれたばかりの赤ちゃんは、腕に抱かれるほど小さく、自分ではお母さんの乳を飲むことも出来ません。体も自由に動かせません。

それが1年も経つと、物につかまって自分の思うところへ行ったり、「ウマ
ウマ」などと片言で話したりするようになります。

3歳頃になれば、言うことを聞かなくなり、自分勝手な行動をするようになります。要求が通らなければ、ひっくり返って抗議したりするようになります。

5〜6歳になると、知恵もついて自分で考えて行動します。自我意識も芽生え、運動能力・運動神経も発達してきます。走ることも、リズムに合わせて
歩くことも出来るようになります。

友だちと遊べるようになり、遊びのルールも分かってきます。いわゆる第一
反抗期も卒業します。


今頃は、幼稚園でも外遊びが盛んな時期です。私が勤めた園でも、鉄棒・雲梯・登り棒・タイヤブランコ・二輪車・スクーターなどが奪い合いでした。
鬼ごっこ・縄跳び・かけっこ。ボール遊びなども、賑わっていました。

幼児期は身体も柔軟で、自分の体をうまく使いこなすことが出来ます。体力づくりは、この時期に遊びを通して効果的に行われます。体力作りの出発点なのです。

そして「出来た!」という喜びを支えに、自らを鍛え耐える力を身に付けることが出来ます。

体力の基礎となる巧緻性(自分の体を自分の思うように巧みに動かす力)・敏捷性(すばやく体を動かす力)などは、遊びの中で得た素朴な喜び・楽しみを基にして培われます。


子供たちの体力づくりの場は、幼稚園や学校以外でもいっぱいあると思います。どうかそんな場や機会を、いっぱい見つけてあげて下さい。

最近はゲーム遊びなどで、子どもたちは屋外で遊ぶ機会が少なくなりました。そのため、子どもたちも十分に体を動かすことがありません。

幼児の体力づくりは、外遊びが第一の条件です。遊びを通して活動意欲を満足させる体験の積み重ねが、体力づくりには欠かせません。いまが、その絶好の季節なのです。


ただ注意しなければならないのは、事故です。幼児の死亡原因の第一は、事故死です。特に交通事故・墜落事故・傷害事故が多いので注意しましょう。

でも、事故を怖がって遊びを制限してはいけません。日頃から、安全教育を心がけましょう!