幼児教育を語るひろば

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未来へのコンパス

ユニセフ259号が届きました。
特集記事の標題が、「未来へのコンパス」とありました。
標題に魅かれて、早速目を通しました。

2015年9月、国連総会で『持続可能な開発目標のための 2030アジェンダ 』が、193加盟国の全会一致で採択されました。

持続可能な開発目標( SDGs )の S はSustainable の S 、 D は Development の D 、G と s は、Goals の Gs です。

今だけでなく、未来に向かって良い状態で続けることができるような開発(物事が発展していくこと)、そして未来に向かって、物事が良い状態のまま発展していくための目標を意味しています。


世界は今、大きな変わり目にきています。世界中のあちこちで、そこはかとない行き詰まり感が人々の心を覆っています。

嵐の海のように、地球上の様々なことがうねりを上げて変化していく中、私たちには新しい羅針盤(コンパス)が必要です。

世界共通の新たなコンパス ー それが SDGs だと国連は訴えています。

 
SDGs は、2030年に向けて世界が進むべき道だと言います。経済・社会・環境の3つの分野をカバーする17の目標の下には、「ターゲット」と呼ばれる、さらに具体的な169の目標が掲げられています。

たとえば「目標2 飢餓をゼロに」の下には、『2030年までに飢餓を撲滅し、 すべての人々、 特に貧困層および幼児を含む脆弱な立場にある人々が、
1年を通して安全かつ栄養のある食物を十分得られるようにする。』とあり
ます。

続けて 『 私たちは共同の旅路に乗り出すにあたり ”誰ひとり取り残さない” ことを誓う。これが新しいコンパスの根本原理だと、宣言しています。


SDGs が193ヶ国によって掲げられても、世界の現状はまだまだ課題が山積みです。先進国と途上国の格差は広がるばかりです。環境問題も地球の脅威になっています。


日本政府は、 SDGs 実施指針に「学校における SDGs 教育の推進」を盛り込んだと言います。具体的にどんな活動が教育現場で行われているのでしょうか? いまひとつ見えないような気がします。


世界中の人々が「未来を変えよう!」と、強い意志のもと行動を起こすには、もう少し時間がかかるのでしょうか?