幼児教育を語るひろば

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自由研究

地方によってはすでに2学期が始まっている学校もあるようですが、多くの学校の夏休みがそろそろ終わります。

今年の夏は猛暑と台風、子供たちもそんなにのんびり出来なかったのではないでしょうか?

友人の教師に聞くと、最近学校では夏休みの宿題をあまり出さないそうです。それよりも、子供の個に応じた自主的な学習を奨励しているとのことでした。

したがって、自由研究は盛んなようです。
自由研究と言われると、なんかやさしく取り組めそうな言葉ですが、子供たちにとっては、これが意外と難儀な課題です。

大人は身の回りを見れば自由研究の材料は一杯あると、簡単に言います。でも子供にすれば、具体性が無く、調べるための手段も分かりません。
(調べる手立てや器具・装置、参考書など)

現役時代、私は自由研究について子供たちにこう話しました。
(参考にして下さい)


私たちは物を調べるのに、たいへん役に立つものを持っています。それは私たち自身の体です。

先ず第一に「目」があります。目で物をよく見ると、色々なことが分かります。物の色・形・大きさ・感じなどです。「白い」・「黒い」・「赤っぽい」・「尖っている」・「丸い」・「キラキラしている」など。

次に「手」です。手の色々な部分と比べて、「親指ぐらいの大きさ」・「人差し指と親指を広げたくらいの長さ」・「手を握ったくらいの大きさ」などと分かります。

また手で物に触れて、「硬い」・「軟らかい」・「ザラザラしてる」・「スベスベしてる」・「冷たい」・「温かい」など、手のひらに乗せれば「重い」・「軽い」が分かります。


私たちの手や目は、物を調べる効果的な道具なのです。さらにこの道具の働きを助けるため、身近には便利な小道具が沢山あります。


虫眼鏡(凸レンズ)は、物を拡大して細かいところまで見せてくれます。レンズを組み合わせると、望遠鏡の役目もしてくれます。

手を助けてくれるのが「ものさし」です。ものさしを使えば、単位の長さを基に物の長さを明確に計ることができます。

手のひらに載せればおおよその重さは感じ取れましたが、「秤」使うとさらに正確になります。「枡」を使えば、物のかさ(量)が調べられます。


他にも役立つ小道具があります。「ナイフ」を使って切り開いたり、「ピンセット」で細かい物をつまんだり、「スプーン」で量を比べたりすることです。


実験器具や装置が無くても、自分たちの体の働きや身近にある小道具を使って、身の回りの物や自然現象を調べることが簡単にできるのです。


自由研究をまとめるのに、役立つことを願っています。