幼児教育を語るひろば

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常山の蛇



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(いずれも8月18日11時頃に写した絹積雲・練馬区上空)


昨日寒冷前線が日本列島を通過して、暑さが少し和らぎました。予報ではこの涼しさも後2・3日、21日頃からはまた暑さがぶり返すようです。

西日本豪雨災害の傷がまだ癒えないのに、台風19号が日本列島に接近中です。またまた心配の種です。


台風が接近すると、周囲の空気は台風の中心に向かって渦を巻きながら吹き込みます。渦巻きの向きは、北半球では反時計回り南半球では時計回りです。

風が吹き込むと台風圏内の空気の量が増え、その分だけ気圧が高くなるため、理論的には台風は消滅するはずです。

しかし集まって来た空気は上空に昇り、八方に吹き出すために気圧が下がってしまって、かえって台風は発達してしまいます。

接近中の台風19号も、こうやって発達し続けていると思います。


台風が吹き出す雲は、主に絹雲や絹積雲(6千メートル以上に出来る上層雲)です。台風が近づく2・3日前から現れます。


「備えあれば患なし」と言いますが。自然災害を予防するのは、居住地の立地条件も絡んでくるので難しいようです。

それでも如何なる災難にも対応出来るように、可能な限りの備えを普段から考えておくのはとても大事なことです。


中国 春秋時代の孫武(呉王に仕えた兵法家)の兵法書に、「常山の蛇」という教えがあります。

ある時孫武が常山という山に入り、一匹の蛇と出会いました。

孫武が棒で蛇の頭を攻めると、尾がこれに立ち向かい、尾を攻めると頭が立ち向かって来ました。「蛇は何時どのような攻めに遭っても、すぐに次の対応が出来る。」と、孫武は知りました。

「事に対するに、予め対応策が無ければ勝利出来ぬ。」と悟り、場当たり式の戦いを強く戒めたと言われます。


やはり、「備えあれば憂いなし!」に尽きます。