幼児教育を語るひろば

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数え方いろいろ

連日の猛暑!  食欲も無くなります。出入りのお豆腐屋さんから買い求める豆腐で、冷や奴を食べるのが楽しみです。

お豆腐屋さんは、週1回軽トラで訪問販売に訪れます。いつも「1丁如何ですか?」と、声をかけてくれます。そこで「1丁ください」と返事をするのですが、なぜ豆腐を1丁・2丁・・・ と数えるのでしょう?  

暑さで家に閉じこもっているので、暇つぶしに考えてみました。
当のお豆腐屋さんも、答えを知りません。


*偶数説
 丁は偶数のことで、豆腐を切ると偶数になるので「丁」と数えた。
 別説では、豆腐は偶数個(枡)作るのでそう数えた。
*字形説
 丁の上の部分「一」が豆腐を表し、下の「1」の部分が包丁で切る様子を
 表している。
*豆鉄砲説
 豆鉄砲は大豆を鉄砲玉にするし、豆腐も大豆から作る。鉄砲と共通なので
 豆腐も「丁」と数える。
*製造過程説
 豆腐は原料を長い枡に入れて作るので、出来上がりの豆腐が長い
 から。(「丁」は昔の長さの単位)

その他にも諸説があります。
*「丁」は角張っているという意味があるので、豆腐も角があるから。
*豆腐屋は、川辺の水際にあったので「汀」という字が使われたが、やがて
 「丁」に変わった。


豆腐の他にも日本語の数の数え方には、不思議なものがいっぱいあります。

*烏賊(イカ)や蟹(カニ)は 、1杯・2杯・・・ と数えます。

 杯は飲み物などを入れる器のことで、胴の部分が膨らんでいた。
 イカやカニの胴の部分が膨らんでいるので、「杯」と数えた。

*兎(ウサギ)は 、1羽・2羽・・・ と数えます。

 江戸時代ウサギのような小動物を食べることは禁じられていた。
 そこで、鳥を食べていることにして「羽」と数えた。

*和歌(短歌)は 、1首・2首・・・ と数えます。

 中国で漢詩を数える単位。日本に伝わって短歌を数える単位になる。
 長文の始めの部分を「首」と言うので、詩歌などを数える単位になる。

*蝶(チョウ)は 1頭・2頭・・・ と、数えます。

 明治時代になって、外国では動物を1頭 (head)・2頭と数えているのを
 知って、チョウもそう数えるようになった。


日本各地に「数え歌」が残っています。子供時代によく歌われていました。

*手まり歌            *数え歌
 一番初めは 一の宮        いちじく
 二また 日光中禅寺        にんじん
 三また 佐倉の惣五郎       さんしょう(に)
 四はまた 信濃の善光寺      しいたけ
 五つは 出雲の大社        ごぼう(に)
 六つ 村々鎮守様         むくろじ
 七つは 成田の不動様       ななくさ
 八つ 八幡の八幡宮        はつたけ
 九つ 高野の高野山        きゅうり(に)
 十で 東京心願寺         とうがん


子どもの頃が、懐かしく思い出されます。
暑さ凌ぎに・・・