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幼児教育を語るひろば

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公園デビュー

逆走台風12号襲来
裏口から侵入してきたような台風12号が、三重県伊勢市付近に上陸して西日本へ逆走して行きました。

先日の西日本豪雨で被災したばかりの岡山・広島・愛媛の各県や、6月に地震災害のあった大阪北部地域が、再び被害を被るのでは? と心配です。大禍なく通り過ぎてくれるように、祈るばかりです。


公園デビュー
デビューは、役者や歌手が初めて登場すること、つまり初舞台ということです。今から20〜30年前に、「公園デビュー」という言葉が流行りました。

子どもが2〜3歳になったら親子で公園に出かけて、他の親子と交流する、 仲間入りするということです。

子どもにとっては初めての友だちづくりの場、親(この場合は殆どが母親)にとってはママ友づくりの場であると同時に、子育て情報収集の場でもあるのです。何れにしても親子共々初めて他人と交流して、交わり方や付き合い方を学びます。

初めての交流が思わしくないと、社会性 つまり周りの人と集団生活をうまくやって行く能力が、育たない心配があります。


わが家の裏手は公園です。最近住宅が増えたので、親子連れが集うようになりました。そして公園デビューらしい様子も、よく見かけられます。


先日散歩の途中公園で一休みしていたら、たまたまそんな状景に出会いました。

3人の若いお母さんが、ベンチでおしゃべりに花を咲かせています。そして数メートル離れた砂場では、3〜4歳くらいの幼児たちが砂遊びをして遊んでいました。

公園は小学校の校庭くらいの広さがあり、ブランコ・鉄棒・雲梯などの遊具もあります。鬼ごっこや隠れんぼをするスペースも十分あります。

でも不思議に思ったのは、砂遊びをしている幼児たちの様子です。時々母親たちの方へ目をやりますが、砂場から離れることはありません。動き回ったり、砂をかけ合ったりするようなこともありません。お行儀良く砂遊びをしています。

幼児たちは母親たちの様子を気にしているようにも見えますが、お互いに声をかけることはありません。何か目に見えない糸で、母親たちとつながっているような感じはしましたが。(20分ほど様子を見ていました)

「せっかく広い公園に来たのだから、子ども同士大声ではしゃいだり、駆け回ったり、木登りしたりしても良いのでは?」 と、私は歯がゆい思いで見ていました。


それからしばらくしておしゃべりが終わった母親たちは、それぞれの子どもたちを呼んで帰って行きました。子どもたちも、素直に母親の指示に従っていました。


広い公園で動き回ることもなく、子どもたちは満足したのでしょうか?  
子ども時代は、それこそ動き回る動物そのものなのですから。

「母親たちも、ちょっとおしゃべりを我慢して、子どもたちと一緒に遊んだら良かったのに!」と、私は残念に思いました。


現在の公園デビューは、母親たちの交わり・付き合い方が主目的で、子どもは添えられものに過ぎないようです。

そんな思いで、今時の「公園デビュー」を眺めていました。