幼児教育を語るひろば

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初心忘るべからず

  初心不可忘
   この句 三箇条の口伝あり

   是非初心不可忘
   時々初心不可忘
   老後初心不可忘



初心忘るべからず は、何事も最初の謙虚な気持ちや志を忘れてはならない!  という意味で使われます。

元は世阿弥が50歳半ばに書いた「花鏡」の中にある言葉です。彼は能の修行について「 習い始めた頃の芸や人間としての未熟さを忘れてはならない! 」 と戒めました。

大事にしたい言葉です。でも「 言うは易く 行うは難し 」です。

選挙前の公約を、当選したら知らん顔の政治家もいます。他人事ではありません。自分自身も、初心を忘れることは少なくないのです。

でも世阿弥もお見通しで 「 人生には、色々な初心がある。人に褒められると、のぼせ上がってしまうこともある。その時できたというのは一時のことで、むしろその時こそ自分の未熟さに気づいて、精進しなければならない! 」 と、諭しています。 「そうでなければ、真の花は咲かない。」 とも言っています。


ユニセフ・ニュース 255号に、こんな記事がありました。

 はじめが肝心能の発達、七つの事実

以下は、2014年4月16日ユニセフが主催し、脳科学をはじめとする様々な分野から世界的な16人の科学者が集い開かれた「脳科学シンポジュウム」の報告書 『 Building Better Brains 』 にまとめられた、脳の発達に関する七つの事実です。

 1、人の脳には、860億個のニューロンと、
   それをつなぐ1000兆個のシナプスがあります。

 2、乳幼児期、シナプスを経由し、
   ニューロン同士が毎秒700〜1000個という
   驚異的なスピードで接続していきます。

 3、脳の重量の87%は、
   こうして3歳までに出来上がります。

 4、3歳の脳は、大人の2倍、活発に動いています。

 5、乳幼児の子どものエネルギーの大半(50〜75%)は、
   脳の発達のために使われています。

 6、人は、「脳の可塑性」(外的な刺激や環境の変化に応じて
    ニューロンの働きを最適化する力)
が 高かったゆえに、
   生命の歴史の中で進化を遂げ、現在に至っています。

 7、そしてこの可塑性は、7歳までに半減してしまいます。 

              だから ー はじめが肝心