幼児教育を語るひろば

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老いる

最近高齢ドライバーが引き起こす運転事故を、よく耳にします。中には、人命を奪うような重大事故も発生しています。老化現象に気づかない高齢者が、意外と多いのではないでしょうか?

「老化」については、昔から色々な解釈があります。個人差が大きい現象なので、これが老化と決めつけることは出来ません。

生物学的に言えば、発育の頂点に達した後に、 次第に退化萎縮して行く過程を指します。

現代人は寿命が延びて、いつまでも元気ですから、何歳を境にして老化現象が
現れると断定は出来ません。でも60歳を過ぎると、色々と老化の兆しが現れるようになります。

私は、72歳で運転免許証を返納しました。呼吸器系の疾患が見つかったこともありますが、他にも身体的な老化現象に気づくようになったからです。

「老」という文字は、髪の毛は伸び放題、背中も曲がって、杖をついてやっと立っている様子を表す象形文字です。

歳を重ねると、好むと好まざるとに関わらず、身体は小さく縮んできます。身体の色々な器官や機能も、それに伴って衰えてきます。

身体的な面だけではありません。思考力・判断力・記憶力・洞察力・実行力・
感受性・柔軟性・創造性・・・
  など、精神面もみんな縮んで衰えてきます。

反面、独りよがりで頑固さが目立ってきます。他人の言葉に耳を傾けず、自己主張だけが強くなります。適応性も低下して、社会現象に対する視野も狭くなります。それに、動作や動きがのろくなります。

そんな状態で車を運転しているのですから、事故も起きます。恐ろしいというより、悲しい現実です。


一般的には、身体の老化現象より、精神の老化現象の方が遅れて現れると言われます。それなら、身体の細胞が縮まぬうちに運転免許証は返納して、精神面の活性化を図りましょう!

そのために、お薦めする活動です。

・自然と触れ合う  ・物を創る  ・活字に親しむ(読書・文字を書く)
・外出する(朋友知己と語り合う)  ・余暇を楽しむ(アート鑑賞・観劇など)
・六十の手習い(生涯学習)  ・社会の出来事に関心を持つ 
 など。

孤独を避け若い人たちとも交流して、バランスのとれた生活習慣を心がけます。
老いても、老花 という花を咲かせましょう!