幼児教育を語るひろば

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五月雨


 ハナニラ (2016,6.27 写す )


五月雨や  大河を前に  家二軒         (蕪村)
                            

滔々と流れる梅雨時の大河沿いにある2軒の家が、流されはしないかと心配している句ではないでしょうか。

東日本に住む私は、梅雨と言えばしとしとと降る鬱陶しい地雨を思い浮かべます。でも西日本の人たちは、ざーざーと降りしきる驟雨を思うようです。

九州では地震の傷もまだ癒えぬのに、今度は豪雨災害で痛めつけられています。2012年7月にも、九州北部豪雨のため熊本・大分・福岡の各県は、大きな災害を受けました。

お天気博士倉嶋厚さんの著書に、こんな一節があります。

 南九州では、梅雨を「ながし」と呼ぶ。「川へいがなかや ながしゃ(梅雨)あがらん」・・・「川へい」とは、溺死のこと。人が死なないと 梅雨が明けないというのだから、ものすごい。水神様に 人身御供するという伝説的風習もあったらしい。
 「ながしゃ(梅雨)雨七日(なんか)、陽七日、風七日。」ともいう。いかにも ”陽性梅雨” らしいことわざである。
 そして「ながしどき」には、「降ってん 照ってん 傘一本」と、古老はいう。



九州地方の豪雨が、早く治るように祈ります。