幼児教育を語るひろば

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教育とは?

教育においてもっとも大切なことは、すべてを意識化してはならぬといふこと、またそんなことはできぬと諦めること。     福田恆存

教育は「信頼が支配する領域」。見張るかのように警戒や不信の目で子どもを見る人は、子どものみならず、子どもに対する自分の態度をも信じていない。つまり、人のあいだで最初に立ち上がり最後まで残る「自然発生的なもの」を信じていない。教育は計算してどうこうなるものではないと評論家は言う。「教育・その本質」から。     [ 折々のことば ]  鷲田清一 (29日付 朝日新聞朝刊 から)



「教育」はこのブログのメーン・タイトルですから、今までも色々と取り上げてきました。私の教育観でもあるので、いくつか再紹介します。

◉ 教育で大事なのは、「まかせる教育」です。子どもを信頼し、認めることです。それは、まかされた子どもたちの責任感や自主性の発達を期待することでもあるのです。
子どもを信頼して認めるという教育は、子どもにどれだけの「自由」を与えて、子どもにまかせることが出来るかにかかっています。


◉ 教育には、時間をかけ・粘り強く・先手先手と継続して人的物的環境を整え・高度な科学技術も活用し、子どもたちの生活化まで持って行く家庭や学校の努力が必要です。


◉ 教育のスタートは、子どもとの人間関係を成立させることです。それには子どもと遊ぶことです。遊びの中で子どもは話しかけてきます。すると子どもたちが、何を考え何をしたいのかが分かります。
子どもと行動を共にすることを避けたら、教育は出来ません。


◉ 教育は、 教師に委ねられた重要な責務です。 教師は自らの責任の重大さを深く認識して、 厳しい自己反省を怠らず、 探求精神を保ち続けなければなりません。
教師という資格に権威があるのではありません。教師という大切な仕事に携わるには、職責を汚すことが無いように、プロとして教育に真剣に取り組む姿勢が求められるのです。


◉ 最高の教育とは、子どもに立派な勉強部屋を用意したり、有名校に進学さたりすることではありません。
どんな子どもにも、他の子どもが真似できない光(能力・特性)をもっています。その光を無視すると、光はやがて消えてしまいます。その光をより輝くようにするのが、教育が果たす役目なのです。
子どもの持っている能力や特性の芽を、大事に育てて、立派な大木に仕上げるのが、最高の教育です。