幼児教育を語るひろば

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長所を伸ばす

長所とは、人間の才能・性格・行動などで優れた点を指します。誰にでも長所は
あります。でも気づかない人もいます。気づかない人は、長所が未成熟なのです。ですから気づかせて、より伸ばしてあげることが必要です。

逆に、誰にでも短所があります。どんな偉い人にもあるのです。短所の無い人間・失敗の無い人間なんて、何の魅力もありません。
優れた人・立派な人とは、大きな長所を持ち、それが短所をカバーしている人のことなのです。大きな長所は、どうしたら育つのでしょうか?

ジグソーパズル式の木製玩具があります。どの木製ブロックにも、アンバランスな凹凸があります。そのままでは凹凸が短所になって、欠陥ブロックです。その短所の凹凸を上手に組み合わせると、円や真四角・花や動物が作れます。
役に立つブロックに早変わりです。短所がカバーされて、長所になるのです。
言い換えれば、短所から長所が生まれるのです。

人間にも同じことが言えます。誰にも短所はあるけれど、それを上手に組み合わせて使えば長所になります。だから短所を悲観することは、毛頭無いのです。
自分の短所を、じっくり見つめ直して見ましょう。

いま韓国の仁川では、スポーツの祭典アジア大会が開かれています。個々の選手は民族・宗教・言語・歴史・文化・生活習慣・・・ みんな違います。それぞれが、アンバランスな凹凸を持っています。

スポーツは、その凹凸を際立たせる働きがあります。反面大きなブロックとして結びつく働きもあります。願わくば後者を重視して、アジアの政治・経済・
文化・・・ などグローバルな結合体となって欲しいと思います。それが、アジアに平和と安定をもたらす基になるからです。

自信の強いことはいいことだが、他人の長所を認めないことで、
自信を無理につくろうとするのは醜い。 (武者小路実篤)