幼児教育を語るひろば

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子どもが育つ条件

台風27・28号
台風27号と28号が、各地に大雨をもたらして、ようやく去って行きました。そして少し暑い秋の青空が戻ってきました。
今年は台風の当たり年でしょうか? それとも異常気象のせいでしょうか? 心配です。


子どもが育つ条件
生まれた子が無事に育つには、育つための環境が必要です。
でも途上国の子どもたちが育つ環境は、きわめて劣悪です。住居・保健衛生・食生活(栄養も)・教育・・・ どれを取っても先進国に劣ります。それに、紛争が絶えません。経済的にも貧困です。
子どもが育つ条件には、これらが改善されることが必要です。

「世界子ども白書2012」によると、 世界の5歳未満児の年間死亡数が、
690万人になったと言います。1990年時点では1260万人だったそうですから、20年間でずいぶん減少しました。喜ばしいことです。理由は途上国の乳幼児の死亡数が、劇的に減ったからです。

それにはユニセフなどの援助によって、感染症の予防接種が普及したことや、妊産婦のケアが充実したことに拠ります。他にも世界中で途上国を支える活動が盛んになって、効果をあげているためです。
国連も2035年までには、5歳児未満の死亡率を、出生1000人に対して20人以下に減らすという目標を掲げています。そのため途上国の子どもたちが育つ環境造りが、急がれます。

話は変わります。
和歌山で父親が2歳の男児を虐待死させたと、マスコミが報じています。
被害男児は、虐待を受ける恐れあるとして、事件の2週間前まで乳児院に預けられていました。男児の他に長女(4歳)と次男(1歳)がいたようですが、この子たちは無傷だったのでしょうか? それに報道からは母親の姿が見えません。家庭環境はどうだったのでしょうか?

虐待される子どもたちは、育つ条件の何が欠けているのでしょうか?
家庭不和・ぬくもりの無い家庭・家族それぞれが勝手気ままな生活・父親(母親)が攻撃的な性格(態度)・子どもに対して拒否的または放任・完全主義の親(ワンマン型)・夫婦や親子関係のひずみや摩擦・人間性の欠如(精神的疾患)・・・ 理由は色々考えられますが、途上国の人たちには聞かせたく無い恥ずかしい話です。

日本でも江戸時代までは、子どもの死亡率が高かったのです。保健衛生環境の不備・栄養知識の不足・生活環境不良など、途上国の場合と同じような状況がありました。

ですから「子に過ぎたる宝無し」と言って、子どもを大事にしました。
「焼け野の雉子夜の鶴」という有名な諺もあります。キジは巣のある野原が焼けると、危険をかえりみずに子を救います。霜の降りる冬の夜になると、ツルは子を羽で覆って暖めます。ましてや人間が、わが子を虐待するなど許される話ではありません。


少子化?
今年は、わが家のサボテンの花がよく咲きました。
そして子どもがいっぱい誕生しました。いま一生懸命株分けしています。

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わが国の子どもの出生数は、内閣府の調査によると第1次ベビーブーム期
(1947〜1949年)が270万人でした。 それが1991年以降
減少傾向にあり、近年は120万人前後で推移しています。
2010年に1億2860万人だったわが国の人口も、 2048年には
9913万人にまで落ち込む予想です。
わが家のサボテンにあやかって欲しいものです。