幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

出生前診断

きょうの課題については、結論ありきで書いているわけではありません。
よい考えがあったら、教えて頂きたいと思っています。

遺伝子の解明がどんどん進んで、人間の病気や障害・体質や性格まで、生まれる
前から分かるようになってきました。そこで 「出生前診断」と言われる遺伝子検査
が、話題になっています。「遺伝カウンセリング」と言う言葉も、よく耳にします。
体に障害がある子が生まれる可能性があるなら、生むのを諦めるという人も増えて
きているようです。

以前NHKテレビで、指の骨の発達に遺伝性の異常がある家族を紹介している特集
番組を見ました。 (多分 「驚異の小宇宙・人体」 という番組だったように記憶して
います。遺伝子で人の設計図を考え、染色体の仕組み・働きを解明していました。)

テレビで紹介された女性は、指が正常で無いため少女時代には色々と差別を受けま
した。成人してから結婚について悩みますが、母親から自分で判断して決めるように
言われて結婚に踏み切ります。結婚後は子どもを生むべきかどうかで迷いましたが、
夫に励まされて生むことになりました。

やはり生まれた子どもは、指の骨が異常でした。 小学生くらいに成長した子ども
(女児)は、しっかり自分の考えを持つ子に育てられていました。 遺伝性の指の
異常についても、理解していました。母親は結婚や出産についても、子どもが自分
の考えで決めれるように育って欲しいと話していました。


ダーウインは、「自然淘汰説」を説いています。自然界においては、その環境に適応
する生物は生存し、適応しない生物は滅びるというものです。

障害がある子が生まれるのが分かっていて、生めというのは酷な話です。
でも適応するように改善すれば、生存は可能なはずです。

そこでせっかく授かった生命は、無為に抹殺する必要は無いということになります。
でも適応するように改善することは、大変難しいことです。
ここが、出生前診断の分かれ道になると思います。
あなたは、どう考えますか?