幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

年の湯

風呂給湯器の具合が悪くなったので、急遽新しいものと取り替えてもらいました。今どきの給湯器はピンからキリまであって、安いものでも30万円前後、高いものは発電機能も付いて120万円余までありました。
世相を反映してか 「低ランニングコストで省エネ設計・環境に優しく安全性に富む」が、歌い文句のようです。

シャワー施設の交換などセットで注文すると、割引があると言われ、勧められるままに手頃な値段の給湯器を購入することにしました。

お陰で、また家中に給湯出来るようになりました。今年も「年の湯」に入って、1年中の溜まった垢を洗い落として新年が迎えられそうです。

年の湯
ところで最近は、「年の湯」という言葉も死語になりました。
昔、銭湯に通っていた頃の話です。近所にあったお風呂屋さんは、この時期になると 「年の湯」の貼り紙を出して、大晦日から元旦まで終夜営業していました。

大晦日は、どこの家でも家事を整理したり買い物に行ったりして(正月3ヶ日はどのお店も休業なので)、正月準備に追われました。だから大晦日の深夜に、ゆっくりお風呂(年の湯)へ入りに行くのが習わしでした。そして新年を迎え、清々しい気持ちで年越しをしました。


雁風呂
お風呂の話題をもう一つ、「雁風呂」の話です。
冬鳥である雁は、秋になると北の国から日本に渡ってきます。日本に来るまで、数千キロメートルの長旅です。その苦労は、想像以上に大変なものです。おまけに、殆どが海上ですから・・・・

雁たちは、木の小枝をくわえて飛来すると言われます。途中疲れたら海上に小枝を浮かべて、その上で小休止するそうです。やがて日本に到着すると、不用になった小枝は海岸に打ち捨てられます。何千何万と打ち捨てられた小枝を、漁村の人々が集めて風呂の燃料としたので 「雁風呂」と言われるようになりました。

この話は、青森県津軽地方に伝わるものです。もちろん作り話ですが、詩情豊かでロマンに満ちた話で私は好きです。
      
           ブログ納め