幼児教育を語るひろば

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ゆく年くる年

今年もきょう・あすと残り2日になりました。政治も経済もそして気象現象までも色々
あった年ですが、歳月は確実に巡って、もうすぐ新しい年です。

私の少年時代は、お正月が来ると年齢が一つ増えました。でも数え年で年齢を数えなくなってから、お正月の感覚がずいぶん変わりました。

お正月は骨休めの時・帰省して家族とくつろぐ時・初詣で幸運を願う時・福袋を買う時・映画や演劇を観賞する時・・・ まあこんな時でしょうか?

初詣は、昔より盛んになったような気がします。平和なおかげでしょうか? それとも、不景気のせいでしょうか?
お賽銭をはずんで一生懸命お願いしたのに、神様に聞き届けてもらえなかったと感じる年もあります。何か欲望を抱いて初詣をすると、裏切られる場合が多いと聞きます。功徳を求めて初詣に行くのでは無く、健康で初詣ができることを感謝する方が、かえって功徳を生むようです。

話が逸れましたが・・・ それでもお正月は、子どもたちにとって身の回りがいつもと違い、何となく華やいだ雰囲気になります。元旦にお雑煮を食べ、家族が改まって「おめでとう!」と新年の挨拶をするのも、気恥ずかしいけど嬉しいものです。

昔ながらにゲームに興じる家庭も、まだあると思います。いつもは滅多に訪ねることが無い親戚や知人の家へ行って、新年の挨拶をしたり・もてなされたり・お年玉を貰ったり、お正月ならではのことです。
こんな経験を通して、子どもたちは、社会人としてのマナーを身につけて行くのです。それを昔の人は、言葉で無く行事の中で教えました。

でも年末年始の行事は、ずいぶん簡略化されてきました。暮れの行事も、忘年会と
クリスマス会だけでは寂しいですね。
大掃除・すす払い・賀状書き・歳の市・ご用納め・年越し・年の湯・除夜の鐘・・・ 
子供たちにも伝えたい暮れの行事です。

正月の行事は、年中行事の中でも大事なものです。1年の計は元旦にあり、様々な事始めの行事が目白押しです。正月行事を大事にするわけは、実り豊かな年となる
ように願う気持ちからです。
皆さんの家庭では、年末年始の行事を、どう扱っているでしょうか?

益々合理化され、便利になった世の中です。つい忘れがちな伝統行事ですが、子どもたちの成長に必要な栄養がたくさん詰まっています。それを体験することが、大人になった時の判断力・行動力として役立つのです。

さて、今年も年の暮れを迎えました。「百里を行く者は、九十里を半ばとする。」と言いますが、未だ「日暮れて道遠し。」の心境です。

どうぞ行く年・来る年を、有意義にお過ごしください!