幼児教育を語るひろば

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中秋の名月

朝日新聞のトップの見出しは、「伯仲の国会票 大激戦」でした。伯仲とは、兄弟
関係のことです。それも兄たり難く弟たり難しの関係で、どちらにも優劣つけ難い
状況を表します。
午後 民主党の新代表に、現総理大臣の菅直人氏が選ばれました。国会議員の
投票は、まさに伯仲していました。

本題に戻しますが、22日は陰暦8月15日「中秋の名月」です。「中秋の名月」を、
仲秋の名月」と書く場合があります。 「伯仲の国会票・・・・」の、伯仲と同じ
文字です。

「中秋」は、いずれにも偏らないという意味があります。ですから「中秋」は、
陰暦8月15日 その日のことです。「仲秋」は、兄弟がいることを表してい
ますので、兄と弟との巾があります。 それで「仲秋」は、陰暦8月 又は秋の
中ごろを意味します。
   
 月々に 月見る月は 多けれど
   月見る月は この月の月


22日は、「中秋の名月」が顔を出してくれるとよいのですが・・・・  曇りだったり
雨だったりして見えない時は、「中秋無月」と言います。 見えてお月見の会を
催すことが出来たら、「中秋観月」と言います。「中秋観月」となりますように!

俳人は、名月を楽しんでいます。

  名月や 池をめぐりて 夜もすがら   芭蕉
 
  名月は どこで眺めん 草枕   子規 

  名月を 取ってくれろと 泣く子かな   一茶

  こんなよい月を 一人で見て寝る    放哉  

でも平安の歌人たちには 悲しみの象徴だったようです。
  
  月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ
   我が身一つの 秋にはあらねど     
大江千里

  嘆けとて 月やは物を 思はする
    かこち顔なる 我が涙かな 
     西行法師


中秋の名月に思いを馳せながら・・・・