幼児教育を語るひろば

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早期幼児教育

残念! サッカーW杯 パラグアイ戦惜敗
    素人判断ですが、120分の重い闘いと僅か数分の軽いPK戦、
    何か、アンバランスな感じがします。
    なぜ、再試合にしないのでしょう?  敗者の僻みでしょうか?



早期幼児教育
こう言うと、有名小学校へ合格させるために、就学前の子どもたちへ読み・書き・計算の受験指導を行うことと誤解されますね。実はここで言う「早期幼児教育」は、ユニセフが提唱しているもので、受験指導ではありません。
 (詳しくはユニセフ・ニュース 226号参照)

途上国の子どもたちは、せっかく小学校へ入学しても、授業に付いていけない・成績があがらないなどで、途中退学して高等教育まで進む子が少ないのが現状です。

その原因は、幼児期に遊びが少ない・友だちも少ない・運動しない・お話したり絵本を読んだり歌を歌ったりする活動が無い・自己表現の機会も無い・・・・ つまり子どもたちは、子どもらしい活動をする機会が無いのです。ですから、知覚・情緒・社会性の発達が、大変遅れてしまいます。

子どもたちの脳や認知能力は、誕生から小学校に入るまでに、飛躍的に発達します。でも途上国の子どもたちは、発達に必要な生育環境を奪われているのです。表題の「早期幼児教育」とは、途上国の子どもたちに必要な幼児教育のことです。

ユニセフでは、早期幼児教育によって、子どもたちへ好奇心を満たす刺激や知識対応力を授けてあげると、その後の人生においても、身に付けた力を応用して大きく伸びて行くことができると言います。

このことについてユニセフでは、ノーベル賞受賞者でもある米国シカゴ大学ヘックマン
博士などの研究を引用して、説明しています。ヘックマン博士は「就学前の幼児期の
教育に投資するほうが、将来的にみて社会的な恩恵が大きい。」と言って、早期幼児
教育の重要性を指摘しています。

参考までに、ヘックマン博士の公式を紹介します。

投資 Invest 
 貧しい世帯に教育と開発資源を投資する
発達 Develop
 誕生から5歳までの間に認知能力と
 社会的スキルを伸ばす
維持 Sustain
 成人するまで効果的な教育を通して
 早期開発を維持する
恩恵 Gain
何世代にも渡って国に恩恵を与える 才能溢れ
 生産的で価値ある労働力を育てる

子どもたちは、伸び伸びと・子どもらしく・子ども時代を過ごすことが大事です。こう考えると早期幼児教育は、途上国だけのものではありません。世界中全ての子どもたちにとって、必要不可欠なことなのです。