幼児教育を語るひろば

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ひ弱な子どもたち

幼稚園の先生方と、近頃の子どもたちについて話し合う機会がありました。
話の内容は科学的あるいは医学的に裏づけを取ったわけではありませんが、
杞憂でなければ幸いです。

「近頃の子どもたちは、体力も劣るが心も弱いように感じる。」 と、先生方は
言います。言葉の裏には、「欠陥がある・発達が十分で無い」 と言うことも
意味しているようです。

(その1) 最近の出産指導に問題がある
 「小さく生んで大きく育てる」、と言う風潮があります。 実際に、そう指導する
産科医もいます。お産は楽でしょうが、赤ちゃんが十分に育たないで生まれる
心配もあります。
それが その後の子どもの成長に、影響を与えるとしたら大変です。

(その2) ダイエットに問題がある
 若い女性は、どうしても太ることを気にします。そのため、必要で無いダイエット
を試みます。ダイエットの主流は食べ物を口にしないことですから、栄養不足に
なるのは必然です。妊娠しても、胎児に十分な栄養を供給することが出来ませ
ん。だから赤ちゃんは、障害を持って生まれる確率が高くなります。そのことが、
子どもの知的・身体的発達に影響を与えます。

(その3) 母親の心の状態に問題がある
 出産時の家庭環境に問題があると、母親の心は不安定になります。
例えば貧困や、夫婦間のトラブルなどです。
こんな時母親はうつ状態で出産するので、赤ちゃんが生まれても育児に対応出来
ません。子どもは基本的なしつけを受けないまま、育ってしまいます。

(その4) 人工中絶や受胎調節に問題がある
 仕事を持つ女性は、人工中絶や受胎調節の機会が増えます。特に専門医に因ら
ない場合は、事故や障害が多く発生しています。
そうでなくても人工中絶や受胎調節は、子ども嫌いにつながりかねません。

(その5) 母乳を与えないことに問題がある
 体型が崩れるからと、母乳を与えるのを避ける母親がいます。言うまでもなく母乳
には、赤ちゃんに必要な栄養が全部含まれています。子どもの順調な成長を保障
する、特効薬です。
そればかりか、お母さんが赤ちゃんを抱いて母乳を飲ませる時の安心感・充実感は、
赤ちゃんを無事育て上げる上でとても大事なことなのです。

(その6) 2~3歳児の頃に問題がある
 この時期は、第一反抗期と呼ばれます。自己中心的で出来ないことをやると言っ
て聞きませんし、いけないと言われたことに手を出します。色々と大人を手こずらせ
るので反抗期と言われますが、実は反抗と言うより何でも自分でやりたいという心
の発達の表われです。

この時期の子どもの生活の中心は、遊びです。遊びは知的好奇心の、別の姿です。
遊びを通して子どもは、色々と探究活動をしているのです。
勿論体力づくりにも、役立っています。

そんな大事な時期なのに、子どもの反抗心や遊びを押え込んでしまう親がいます。
お受験準備を始めたり、日本語も十分で無いのに英語を覚えさせたりがそうです。
ですから、肝心な人間性の基礎が育ちません。

幼稚園の先生方は、こんなことがひ弱な子どもたちを育てる背景にあるのではないか
と話していました。