幼児教育を語るひろば

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秋の味覚

A紙に 「今年も絶対食べたい秋の味覚」 のランキングが、載っていました。
断トツの1位は、サンマです。次いで 新米・梨・マツタケ・栗・・・・ と、続いて
いました。

私は小学生の時から結婚するまで、東京の目黒区に住んでいました。だから 
落語 「目黒のサンマ」の話には、親しみを感じていました。
近頃では、6千匹のサンマを無料で食べさせる 「目黒のサンマ」のイベントが
あると聞きます。もちろん昔は、落語だけの話題でした。

先日 S幼稚園のM先生が、夕食時に新鮮な焼きたてのサンマを届けてくれ
ました。おいしくいただきましたが、この時期にサンマを食べると とても幸せ
な気持ちになれるから不思議です。秋の恵みのエネルギーでしょうか?

ところで昔、高校で佐藤春夫の「秋刀魚(さんま)の歌」を習いました。当時は
偉い詩人の有名な詩と捉えて、あまり意味は考えずじまいでした。
でも いま読み返してみると、とんでもない詩です。

こんな1節があります。
 
 あわれ、人に捨てられんとする人妻と、
 妻にそむかれたる男と 食卓にむかへば
 愛うすき父を持ちし女の児は
 小さき箸をあやつりなやみつつ
 父ならぬ男に さんまの腸(はら)をくれむと
 言うにあらずや


男女のエゴで子どもが置き去りにされるのは、昔も今も変わりませんね。


この季節になるともう10年以上も前に亡くなった妻が、栗ご飯を作るために
栗の渋皮を剥いていたのを懐かしく思い出します。