幼児教育を語るひろば

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教育はどうなる?

福田首相は1日夜に、突然辞意を表明しました。2代続けて政権放棄か! という
批判の声もありますが、あえて火中の栗を拾わない頭の良い? 人だと思いまし
た。人は見かけによらぬもの、案外と逃げ足が速い人なのかも知れません。

「臨時国会の召集を決めておいて言い出しっぺの首相が退陣とは、あまりにも無責
任!」、という声も多いようです。私も、そんな気がします。

教育問題は、どうなるのでしょうか? 安倍首相の 「教育再生会議」 福田首相の
「教育再生懇談会」 いずれも御用学識経験者を集めての教育いじりでしたが、成果
を検証しないままで放り出されてしまいました。「教育再生懇談会」などは、この5月
に中間報告をまとめたばかりです。

「人は落ち目が大事」、と言われます。少なくても、国のリーダーを務めた首相です。
落ち目の時ほど自分を律して、より慎重に行動して欲しかったと思います。 そうで
ないと「国民のために」とか「国民の目線で」とか言っても、国民は納得しません。


大分県の子どもたちも、昨日どうにか新学期を迎えたようです。不正に合格し採用
取消が決まった21人の教師が在職している学校の子どもたちは、さぞショックが
大きかったことと想像出来ます。

でも今回の騒動については、子どもたちに責任は全くありません。騒動を起こしたの
は、大人たちです。特に大分県教委とその関係者の責任は重大で、厳しく処分され
ることが必要です。

子どもたちの方は、そんなに心配することはありません。一時的にショックは受けまし
たが、子どもたちは柔軟でタフです。一度転んでも、すぐに起き上がる力を持っていま
す。それよりも後を引き受ける教師が、しっかりしていることが大事です。
「桃李門に満つ」ですから・・・・

「お礼参り」・「挨拶周り」の慣習は、教育界だけにあるものではありません。時には、
日本人の美徳とさえ言われます。ただそこには今回の事件のように、贈収賄という
落とし穴があること忘れてはいけないのです。


「人の噂も七十五日」 福田首相の辞任劇も大分県教委の不正事件も、しばらくすれ
ば忘れ去られるのが世の常です。 しかし教育だけは、突然変わっていつの間にか
忘れられる という類のものではありません。

教育には百年の計が必要ですし、その成果は百年後に開花します。長い時間をかけ
て、子々孫々に伝える営みです。朝令暮改は、許されません。

ですから現場の先生方がじっくえり落ち着いて、子どもたちの指導に取り組めるような
教育環境が必要です。

次の首相は ただ教育制度をいじくり回す人ではなく、子どもや教師の立場を理解し 
人間を愛して大事にする人であって欲しいと、心から願っています。