幼児教育を語るひろば

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命あって

「死生命あり」人の生死は天命であって、人間の力で決めるものではありません。

もう20年以上も前になりますが、友人の娘さんが17歳という若さで自殺しました。
優秀な子どもさんで周囲のみんなから期待されて育ったのですが、 大学受験に
失敗して(それもたった1回だけの失敗で)自ら命を絶ちました。

20年以上経った今も、友人と奥さんの悲しみは消えません。「娘に期待をかけ過ぎ
て、受験競争に追いやってしまった!」と、彼は今でもその悔いを口にします。

命の尊さについては、今さら繰り返すまでもありません。何事も命あってこそ可能に
なるのですし、成り立つのですから。

封建時代は「命は鴻毛より軽し」と言って、「正義のため(君主のため)に命を捨てる
のは惜しくない」という思想がありました。今は、そんな時代ではありません。

ただこの諺が言うように、命は軽くて脆い面があります。「生は難く死は易い」です。

最近は困ったことに、「硫化水素自殺」なるものが大変流行っています。特に若者が
この方法を真似て尊い命を落としています。

人は「人間」というくらいですから、人の間で生きています。 だからあなたと関わって
いる人、あなたを必要としている人が必ずいるのです。 あなたを間に置いて関わる
多くの人のためにも、あなたの命を粗末にしないようにしましょう!


四川大地震の死者は、とうとう5万人を超えそうです。 「命を救え」と、中国国民は
全力を挙げているはずです。

日本からも、ようやく救援隊が派遣されました。生存率のタイムリミットを過ぎてからの
派遣という批判もありますが、まだ被災地で救援を待っている命が沢山あるのです。

どんな状況下にあっても、人事を尽くして1人でも多くの命を救って欲しいと願っていま
す。たとえ9割は死を免れないとしても、諦めるのはまだ早いと思います。

「万事に一生を得る」と言われるように、人間の生命力の強さを信じましょう!