幼児教育を語るひろば

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子どもとはそういうもの

最近の子供たちの評価から・・・ 
落ち着きがない・だらしがない・後始末ができない・がまんできない・すぐにキレる・
体力がない・長続きしない・好き嫌いが多い・外で遊ばない・友だちが少ない・・・・ 
まだまだあるようです。

よく見ると、子どもたちだけの責任とは言えないものもあります。子どもたちは、大人
社会の影響を受けながら育っているのですから。

とはいえ、こんな子どもたちと毎日接していると親は疲れます。 ついイライラして、
子どもを責めます。でも子どもたちが思うように育ってくれないのは、子どもの生活
と大人の生活が裏腹であることを忘れてはなりません。

それはさておいて、この際 「子どもとはそういうものだ!」 と考えてみてはどうで
しょうか? 子どもの問題行動にイライラするのは、 子どもと大人の関係にずれが
あるのです。だから関係を、修復する必要があります。

幼稚園や保育園の先生方は 園児と話をする時、かがんで子どもの顔を覗き込む
ようにしています。子どもの目線で、話をしているのです。 それは子どもの立場に
立って、あるいは子どもの気持ちを理解して話をしているということなのです。

そうすると子どもたちも安心して、先生と関わることが出来ます。 つまり子どもとの
ずれを、防いだり修復したりすることが出来るのです。

子どもを注意したり叱ったりする場合も、目線がとても大事です。上から見下ろすよう
な態度では、子どもも反発するだけで効果はありません。 (高圧的な態度に怯える
ことはあっても、素直に聞く耳は持ちません。)

目線というのは、形の上の話ではありません。 子どもに注意をする時は、子どもの
手をとったり抱きしめてやったりすると心を開いてくれます。こちらの気持ちが、通じ
るからです。つまり心が通っていなければ、ダメなのです。

やがて子どもたちも成長して、目線が高くなります。世の中の様子、特に人間関係が
見えるようになります。人間として一人前の、判断力・行動力もついてきます。この時
大人と目線で話し合った幼児体験が、成人してからの生活に生きてきます。

そうは言っても親は(特にお母さん方は)、毎日の子育てに疲れますね。そんな時は、
どうしたらよいのでしょうか?

そんな時は子どもから目を離して、ぜひ自分自身の生活ぶりを見直して見ることです。
きっと過去の自分とは、ずいぶん違った生活ぶりに気づくはずです。子どものためにと
頑張ってきたのが仇になって、自分のことを二の次にしていたことが分かります。

そこで自分自身の生活を、修復する必要があるのです。  先ず自分自身の時間が、
無くなっていませんか?  次に趣味やおしゃれを、忘れていませんか?

ぜひ自分の生活を、取り戻しましょう! 母親が充実した生活を楽しんでいなければ、
子どもの生活も沈滞してしまいます。子どもたちの問題行動も、そんなところに遠因が
あるのです。子どもと、少し距離を置いてみましょう!

幼稚園や保育園に通うようになれば、子どもは結構自立してきます。 もう一人前と
考えて、見守る姿勢が大事です。子育てで満点を取ろうという意気込みが、かえって
子どもをダメにしてしまう例はいっぱいあります。
「こどもとはそういうもの」から、出発してみましょう!  

 (あるお母さんのメールに答えて)