幼児教育を語るひろば

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楽観論

  人の己を知らざるを患(なやみ)とせず
  己の人を知らざるを患う(うれう)るなり

    
   (孔子・BC551~479・その思想は「論語」にまとめられている)

不遇の人を慰める言葉のようでもあるが、人の能力を励ます言葉でもあります。

吉川幸次郎氏(中国文学者・元京都大学教授)によると、「論語」を貫いて流れる
ものは、要するにふてぶてしいまでの人間肯定の精神、言い換えれば人間の
善意への信頼であると言われます。

さらに氏は、孔子の教えがもし今の世の教えとして不適当なところがあるとする
ならば、それがあまりにも厳格な教えであるためではなくして、むしろあまりにも
人間を肯定した楽観的な教えであることにあると言われています。
(「他山石語」より・1973年毎日新聞社発行)


新聞に目をやると、暗いニュースが目立ちます。

株価が下がる。 サブプライム問題で揺れる世界経済。 再生紙の古紙率偽装。
総選挙目当ての駆け引きに明け暮れる国会。 日常生活を脅かす凶悪犯罪。
広がる格差社会。 物価高。 
 等々・・・・

国民の殆どはなるようにしかならないと、諦めているのではないでしょうか?

そうではなくて、「己の知らざるを患うる」気持ちさえ持っていれば、明るい未来も
見えてくるように思うのですが・・・・

人間の善意を信じ、さらに一人一人の力を信じ、諦めないことが肝心です。
プラス思考で参りましょう!