幼児教育を語るひろば

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いじめ対策に思う

A紙朝刊の教育面に、「脱いじめ」対策に関する記事がありました。見出しに
「自尊心を育み 仲間も尊重」とあります。

50代の小学校教師は、「いじめをするのは普通の子だが、自尊感情の欠いている
子が少なくない。」と言います。

20代の中学校教師は、「ほめたり評価したりして自尊感情を育て、人との接し方を
学ばせる。」と言ってます。

現場の先生方がいじめをなくすため、積極的に一生懸命取り組んでいる様子を知り、嬉しく思いました。

20年前私が管理職についた頃は、学校でいじめがあると、何となく隠したり大事に
なるのを恐れたりして、対策が消極的でした。それが、最近はずいぶん変わってきた
ように感じました。

A紙には「いじめや社会性構築に関する取り組みの例」として、対策が紹介されて
います。(文部科学省の「いじめ問題に関する取り組み事例集」を参照したもの)

それを読むと、ロールプレーで学ばせる方法が多いことに気づきました。ロール・プレーイング(role・playing)、「役割演技法」 (自分が当事者だったらと仮定して行う教育訓練)と呼ばれるものです。いじめの場面を想定して、実際に言葉や行動で表現してみます。

この手法は、20年前から学校現場にも導入されましたが、当時はいじめの原因や
タイプの分析が不十分で、実用化されませんでした。

現在は人間関係や環境構成の問題が、大きく関わっていることが分かり、そこに視点を当てたいじめ対策が、講じられるようになりました。ですから様々な工夫を凝らした取り組みが、実践されるようになっています。

子どもたちがロールプレーなどを通して、人とのつながりの大切さを学んで自己確立を図り、いじめをなくす努力をして欲しいと心から願っています。