幼児教育を語るひろば

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行く夏

高校野球決勝
8月後半を、広島で過ごしてきました。この夏のキーワードは「暑い!」、広島でも、
どこへ行っても挨拶代わりになっていました。

広陵対佐賀北高校の決勝戦を、孫たちとテレビ観戦しました。もちろん彼女たちは、地元広陵高校を、一生懸命応援していました。

「佐賀北高は、公立校だし野球校でないのに、決勝まで来たのは素晴らしい!」と、私が水をさしても、孫たちは受付けません。

試合は、7回まで広陵が4対0とリードして、投手も好調でしたから、誰もが広陵の
優勝を確信していました。それが8回に大逆転です。勝利の女神は佐賀北高に微笑みました。

広陵の投手も頑張っていたのですが、「賢者も千慮の一失」だったのでしょう? どんなに配慮した投球でも、思いもよらぬところに、失敗の要素が隠れているのです。

広陵が優勝を逸したことを嘆いている孫たちに、私はそう諭しました。


授業時間が増える
昨日文科省は、小学校の授業時間数を約1割増やして、さらに英語を必修とする案を、中教審に示しました。これが了承されると、30年ぶりに平成11年度から、小学校の授業時間数が増えることになります。

授業時間数が増えたからといって、子どもたちの学力が向上するわけではありません。でも、授業時間が足りないから、子どもたちの学力が下がったと考える大人が、
一杯います。安倍首相も、そう言って煽ります

すでに先取りして、土曜日に授業を実施したり、夏休みを短縮して授業時数を増やしたりしている学校が、全国的にも見受けられる状況です。

ノーベル賞を受賞する学者が多いアメリカでは、日本の学校より授業時数も少なく、
夏休みも2~3ヶ月間と、たっぷりあります。それでも。時間数が足りないから、学力が落ちるという声は、あまり聞かれません。

アメリカ人は、授業時間数より教育環境(施設設備・カリキュラム・指導者・教育予算等)を問題にします。

今年は、ことの他暑い夏休みとなりました。27日から始まった学校の暑さ対策は、
どうだったのでしょうか? 普通教室が冷房化されている学校は、まだ少数派です。学習能率は、上がったのでしょうか?

「好きこそものの上手なれ」が、勉強好きになるこつです。現状は授業時間数ではなく、学習興味を持たせるための、指導力が求められているのです。「自分で学ぼうと
する意欲」
さえ引き出してあげれば、学力は付いて来るのです。

真の学力とは、学べば学ぶほど、考える幅が広がって、人生に応用できる力の
ことです。

授業時間を増やして、子どもたちのお尻を叩いても、受験のため、出世のための学力では、本末転倒です。そんな学力では、自分で深く考えることも出来ないし、物事の道理を知ることも出来ません。