幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

思春期前期

(問題が大きいので 意を尽くしてまとめられるかどうか?)

いじめを苦にして自殺した福岡の男子中学生は13歳 岐阜の女子中学生は14歳 加害者側の中学生たちも もちろん13~14歳
奈良では 同じく14歳の女子中学生2人が パトカーに追跡されてミニバイクで逃走中 軽ワゴン車と衝突して跳ね飛ばされ 意識不明の重体となっています

13~14歳といえば 大人への足がかりをつけ始める頃 急に反抗的になる時期でもあります

「小学生時代はいい子だったのに 中学生になったら生意気になった」 という話はよく聞きます 静かに話しかけても聞こうとしない 何か言いつけても 素直にやらない ちょっと注意しても口答えして 反抗的な態度をとるという調子です

反抗は成長のバロメーターと言われます 確かにこの年頃の子どもたちは 自立しようとガンバッテいるのが分かります 素直と従順だけでは 自立できないことに気づき始めたのです ですから 自立のための戦いを始めたのです

いつまでも親に依存して 自立心の無いままでは確かに困ります 本人にとっても それは不幸なことですし 悲劇です 子どもたちにしてみれば 13~14歳は 情緒不安定時代 そして苦悩の時代でもあります

大人の社会が見えてきますから 自信喪失 劣等感 嫉妬心 猜疑心 無力感 等々に陥って苦しみます 徒党を組んで 反社会的行動に走るのもそのためです 仲間に入れないで孤立する子もいます いじめの被害者になる場合もあります

13~14歳というと 児童期とは違って 体格は大人並になります 身長・体重が親を超える子もいます そうなると 親も力づくで子どもを抑えることは出来ません だからつい口が多くなります 子どもも負けていませんから 親子の仲はどんどんこじれていってしまうのです

こじれた結果が 家をとび出す 無断外泊をする 不良仲間に入る 非行に走る ということになります とび出せない子は 引きこもり 神経症 自罰行為(自殺も含めて)等に傾いて行きます

思春期前期の特徴は 本人だってどうしてよいか分からない ということです
それでも もがいている子は 何とか自分の現状を打開しようと知恵を巡らせます
それが出来ないと 親や教師に反抗したり 暴力事件を起こしたり 弱いものいじめをしたりするのです

どんな子も 1対1でじっくり話し合うと 反抗的にはならず 物事もしっかり判断出来ます これが1人でなく仲間の所へ帰ると 元に戻ってしまって虚勢を張り反抗するようになります

そんな子どもたちに共通していることは 信じてもらいたい 相手になってもらいたい という気持ちです 要は認めてもらいたいのです 認めてもらえないとなると 被害者意識が高まり心身が不安定になり 社会生活を拒否する行動をとるのです

思春期前期になっての不登校は 深刻です でも学校がイヤ 勉強がイヤという理由だけではないのです むしろ心の病と捉えた方がよいでしょう 不安 心配 悩み 苦悩が 心の中に山積しているのです 死まで考えるようになります

こんな時は 子どもを何とかしようなどと あせるのは危険です

特にいじめられた子の心情は 学校も 先生も 時によっては家族も 加害者側に見えるのです (実際に 力の無い教師の対応は いじめを助長するようなものです) 子どもの心身は傷つき 絶望感を抱いて 自殺まで考えるようになります 親がいじめの気配を感じた時は もう相当に進行していると思って下さい そんな時は 決して登校させてはいけません 完全に解決するまで 学校は休ませましょう

いじめられて 追いつめられている子どもにかける言葉は 「いまのあなたのままでいいのよ」 「お母さん(お父さん)はあなたの味方よ」 だと思います 本人の現状を肯定して 少なくても自分はダメだという自己否定から 遠避けなければなりません そして 子どもが安心して相談できる雰囲気づくりを心がけて下さい さらに 家庭が子どもにとって一番くつろげる場となるように 工夫してあげましょう

青春前期を多難な時期と考えて 絶望的になると どうしても親子関係がぎくしゃくします 何よりも大切なのは 親の暖かい目 信頼の目です 子どもがどんな悪い状態にあっても 必ず立ち直るのを信じましょう その子らしく生きれば良い という親の態度が やがてその子の自立を助けます

青春前期の様々な問題を解決する特効薬は 信頼の絆で結ばれた親子関係です