幼児教育を語るひろば

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(旅雑記) 飛行機と赤ちゃん

私の長期旅行は (旅費との相談もあって・・・) 娘が広島 妹が京都に住んでいる関係で どうしても西日本方面に偏ってしまいます

先ず20日午後に ANAで広島へ旅立ちました 羽田空港で搭乗する前に 「広島空港付近は 雨のため視界不良で 着陸できない時は福岡空港へ向かいます」 と言われました 「福岡まで連れて行かれたらどうなるのだろうか?」 多少不安な気持ちを抱きながら 飛行機に乗り込みました

座席は3人掛けで 私の席は窓側です しばらくして通路側の席に 1歳未満?の赤ちゃんを抱いた 若いお母さんが乗ってきました 機内アナウンスでは 再三 「福岡空港へ着陸するかも知れない」 と言っていました

何となく落ち着かない機内の雰囲気を感じたのでしょうか? 赤ちゃんは お母さんが座席に着くと すぐにぐずりだしました どこかが痛いとか おなかが空いたとかいうような 甲高い泣き声ではありませんが 弱々しく泣いています

狭い座席でお母さんが抱っこしているので 窮屈なのかな? むし暑いのかな? 私は勝手に想像していました 飛行機が離陸しても 赤ちゃんはぐずっていました
私と赤ちゃんたちとの間の座席には 誰も座りませんでした

赤ちゃんのぐずりは なかなか治まりません 表情も上気して いっそう赤みを増したように見えます 私はお節介だとは思いましたが 「席を替わりましょう 窓から外を見せてあげれば 少しは赤ちゃんの気分転換になるのでは? それに様子から見ると 少し暑いのでは?」 と言いました

彼女は遠慮して 席を替わろうとしませんでしたが ちょうど客室乗務員が来たので 事情を説明し 一緒に説得して ようやく席を交替しました 席を変わった彼女は 赤ちゃんの上衣を脱がせていました 私は お節介ついでに 「子育て中は 遠慮しないで 周囲の人に応援してもらうのが賢明ですよ」 と言いました 彼女も素直に肯いていました

名古屋の上空にさしかかった頃には 赤ちゃんもすっかり機嫌を直してスヤスヤと眠っていました 一段落した感じだったので 私は その若いお母さんに 育児プロのような気分になって 話をしました

「赤ちゃんが泣くわけは 大きく分けると二つあります 肉体的な苦痛と不安からです どちらも親の保護反応を導き出すためです 不安の方は お母さんに抱かれて あやされたり さすってもらったり ゆすってもらったりすると 解消します それでも泣いている場合は 肉体的苦痛の方だと考えましょう」

「泣き声も大きく 呼吸も荒く 唇も引きつるような泣き声だったら 心配です 長時間続くようだったら 専門医に診てもらう必要があります ぐずり泣きの場合は そんなにひどい苦痛ではないのですが 暑い 寒い のどが渇いた 疲れた 退屈だ などの信号だと気づきましょう」 

こんなことを この若いお母さんに話してあげました

幸い 広島空港へ到着する頃には雨も止んで 飛行機は無事着陸できました 搭乗者たちもホッとした表情でした 若いお母さんは 「うるさくしてご迷惑をおかけしました 色々ありがとうございました」と 丁寧に挨拶をして 赤ちゃんを抱き 荷物を抱えながら 飛行機を降りて行きました

このお母さんなら 子育ては大丈夫!と 私も安心しました