幼児教育を語るひろば

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塾と学校

昨夜9時ごろ T進学塾の前を通りました ちょうど勉強が終わったのでしょうか 6年生くらいの子どもたちが どっと出てきました 少子化というのにこんなに子どもが沢山 と思うくらいの人数でした でも逆に 今は殆んどの子どもが 塾へ通っているのかな? とも思いました

20年以上も前の 高度経済成長時代と言われ 学歴重視・受験競争時代の話なら肯けますが・・・ 少子化の今日 学校教育は 充実した指導に努めているはずです それでも親たちは 学校教育だけでは不十分 と考えているのでしょうか?

進学塾は 教科内容を如何に効率的・能率的に記憶させるかという 方法論・技術論に力を入れて指導します この辺は 学校教育の弱点です そこでその弱点を補うために 親たちは 子どもたちを塾へ通わせるのだと思います 

心配なのは その結果子どもたちが 受験競争への順応を強制され よい点数を取るようにと お尻を叩かれることです

学校教育に長く携わってきた私は 学校も色々と 反省しなければならない点があると思っています 現代は 政治・経済・教育等 どれも生活の隅々までに行き渡りました 平行して 管理体制も行き渡っています そうなると 単に子どもも 管理対象の一つに過ぎません すると せっかくの自己実現教育も 没個性化してしまいます

学校でも個を大事にする教育は ずいぶん前から言われて それなりに現場でも実践してきました でも 集団指導を主とした学校教育の伝統は なかなか打破出来なかったのが実情です 人間を集団(マス)として指導すると 「自分が自分でありえない」という 人間疎外の現象を引き起こし易いのです 多くの少年犯罪を聞く度に 遠因がこんなところにあるのではと 心を痛めたりします

教える教育ではなく 学習者が自主的に自己実現を図る教育は 教育界長年の課題でした そういう意味で 塾は 自己の学習意欲を満たし 自己実現を図る場として 有効です ですから 塾通いを一概に批判するのではなく これからは 学校と塾の学習のネットワーク化を図って 子どもたちの人間性形成に 力を合わせて欲しいと思います

そうなれば 塾の学習時間も あんなに遅くならなくて済むのでは? 塾帰りの子どもたちの様子から そんなことを考えさせられました