幼児教育を語るひろば

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梅雨入り

きょう関東地方も「梅雨入り」宣言がありました と言っても 東京はずーっと梅雨らしい天気が続いていましたから そのまま梅雨になったようで ピンときません

日本列島は南北に長いので 東日本と西日本では 梅雨の様子が違うようです 南西諸島では すでに5月初旬から梅雨に入っていました 南九州地方では 梅雨のことを「ながし」と言うそうです 河川が増水して 何でも流してしまうから 「ながし」と
言うのでしょうか?

一般的に 西日本の梅雨の方が 雨量が多いと言われます 恵の雨どころか 毎年のように 災害をもたらす恐怖の雨にもなります いわゆる 陽性型の梅雨です 「五月雨(さみだれ)」というと 陽性型の梅雨のように思いますが 皆さんはどう感じるでしょうか?

東日本 特に東京の梅雨は しとしと じめじめ降って 鬱陶しく 心が滅入る感じの雨です いわゆる陰性型の梅雨です ですから 雨の降り方について 色々な表現をしています 例えば 小雨・霧雨・微雨・煙雨・細雨・霖雨・黴雨・粉糠雨・淫雨 等々

北海道には梅雨が無いというので うらやましがっていましたが 7月になると 「えぞ梅雨」と言って 雨の続く日があるそうです 今年は そのえぞ梅雨が 心配される
とのことでした

子どもたちは 大人が考えるほど 梅雨が苦にならないようです むしろ楽しみにしている節があります そういえば 普段の生活の中でも 子どもたちは水遊びが大好きです

私が勤務した幼稚園の園庭は 舗装しない土のままでしたから 雨が降ると 水田のように水が溜まり ぬかるんでしまいます ですから 雨の日は 長靴が必要になります 今どき都会の学校で 長靴がいるとは?と 保護者たちからも 舗装について
賛否両論ありました

ところが子どもたちは 長靴が履ける雨の日を 待ち焦がれていました 水溜りが出来た園庭を 顔まで泥んこを跳ね上げて 歩き回っていました 中には 長靴を脱ぎ
捨てて はだしで飛び回っている子どもも おりました

雨の中を 傘もささずに 嬉しそうな表情で はしゃぎ回っていた子どもたちの様子が 今でも目に浮かんできます 生命は水から誕生したと言いますから 子どもたちが雨に打たれて興奮するのは 自然の成り行きなのかも知れません

最近のお母さんは 子どもが雨に濡れるのを大変心配します 「酸性雨」などが降る時代ですから 無理もありません でも そうビクビクしないで たまには雨の中で 子どもたちを遊ばせるようにしましょう 雨に濡れたり 泥んこで汚れたりした後の始末さえきちんとすれば 心配無用です

ついでにもう1つ 子どもたちが幼稚園へ登園してから 雨が降りそうになると お母さん方は 慌てて園まで傘を届けにきました その時私が言ったことです

「豪雨の予報なら別ですが 傘を届けにくる必要はありません 雨が降ったら濡れて帰るのも楽しいものです また 雨から学ぶこともいっぱいあります ただ 子どもが帰ったら 風邪を引かないように 濡れた身体や衣服の始末は しっかりしてあげて下さい それに 雨が降ったらどうしたらよいかを 自分で判断するチャンスを 子どもから奪わないようにしましょう!」  と