幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

子どもは見ている

*耐震偽造の違法建築 *振り込め詐欺 *金融機関での強奪事件
*ダンプカーで撥ねて重傷を負わせた小学生を 林の中へ置き去りにした事件
*インサイダー取引きなどで ルールを無視して金儲けに走る 通称ヒルズ族
*水死した女児の母親で近所に住む女が 小1男児の殺害容疑で逮捕される
*盗作問題で 芸術選奨を取り消された画家
*・・・・・


最近の事件から挙げてみました あなただったら これらの事件を 子どもから聞かれたらどう説明しますか?

子どもは 大人の後姿を見て育ちます 大人の真似をしながら 「社会性」を身につけていくのです 後姿の何を見ているのでしょうか? ひと言で言うと 大人の「生き方」です ですから 大人の考え・言葉・立ち居振る舞い 全てが子どもの手本になっています

・恥ずかしいことはしない ・悪いことはしない ・うそはつかない ・仲良くする ・きまりを守る ・親切にする 等々は 社会性の基本です 先ず両親から学びます

幼稚園や保育園へ通うようになると 先生や 周りの大人たちからも 影響を受けるようになります こうやって形成される社会性が 私たちの「人格」をつくるのです

子どもたちは はじめに挙げた事件を どう見ているでしょうか? 幼児だからといって 決して無関心ではありません ただ 事件を起こす大人が 愚かで人格に欠陥があるとまでは 分析できません

事件を子どもたちから遠ざけたり 隠したりする必要は 全くありません むしろ 子どもと一緒に 事件について話し合うようにしましょう 気をつけることは 親が(大人が) 事件の解説者にならないことです

「子どもを殺されたお父さん・お母さんは 可哀そうだね」と 子どもの前で 涙を流してよいのです 子どもと共に 事件を情感で受け止めるようにしましょう 事件によっては 到底子どもには理解出来ない内容のものもあります でも 大人の喜怒哀楽の感情から 子どもの「共感性」を 揺り動かすことができます

共感性が豊かになればなるほど 社会性は発達して行きます ですから 事件を知的に理解させる必要はありません それにしても 子どもたちを取り巻く大人に 情感の豊かな人が少なくなっているのが 心配です