幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

春のお彼岸


いつもお彼岸の頃に咲くクロッカス

3月21日 春分の日前後1週間が 春のお彼岸です この日は 太陽が真東から出て 真西に沈みます 昼夜の長さが同じになります (正確には少しずれがある)

昔から 「暑さ寒さも彼岸まで」と言います この冬は 寒さが厳しかったので 暖かな春の訪れが 待ち遠しかったように思います
春は「張る」に通じ 全ての生命が 今にもはちきれそうな様子を表しています 動物も植物も目を覚まし 鼓動し始める季節です

毎年今頃になると 隣接する公園に 卒業したばかりの中学生たちが 集まってきます ある子は サッカーボールを蹴ったり ある子は 公園の遊具で遊んだり 体を動かしながら 友だちとの談笑を楽しんでいます 奇声を上げながら 自転車の曲乗りに興じる 男の子もいます 女子は 数人でおしゃべりに熱中したり 時々男子の中に入ったりして 半日を過ごします

中学校生活3年間の ストレスを解消しているのでしょう 受験も終わってホッとひと息 気分転換を図っているのかも知れません 高校生活を目前にして 束の間の楽しみのようです

昔はお彼岸になると どこの家でも ぼた餅(おはぎ)をつくって 仏様に供えました 母がつくる途中で 味見につまみ食いをして 叱られたのを思い出します
「彼岸」は向こう側の岸のことで 極楽浄土を意味します 極楽浄土に思いを馳せて 先祖に感謝する行事です 日本独特のようです 核家族化のせいでしょうか 最近はぼた餅をつくる家庭も 少なくなってきました

人間は一人では生きて行けません また 自分が今存在するのも 先祖があって 家族があってのことです そして 自分一人で育ったわけでもありません 両親 家族 社会と 多くの人たちに支えてもらって 育ってきたのです

お彼岸の由来を 子どもたちに話してあげながら 家族で 先祖を偲ぶひと時を持つようにしましょう 春分の日は 国民の祝日にもなっています そして 「自然をたたえ 生物をいつくしむ」 と謳っています