幼児教育を語るひろば

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春はあけぼの

「三月三日 うらうらとのどかにてりたる 桃の花のいまさきはじむる」 清少納言の「枕草子」に出てきます

ところで明日は3月3日 桃の節句ですが 隣家の桃は まだ硬い蕾です じっと 
この寒さに耐えているようにも見えます 3月の声を聞いたのに 東京の春は なかなか来てくれません

近所の幼稚園の前を通ったら 「楽しいひな祭り」の歌が聴こえてきました 明日の「ひな祭り」のために 練習でもしているのでしょうか? そして園庭では 何人かの子どもたちが 喚声をあげながら 鬼ごっこをしていました 驚いたことに 半そでのシャツだけで 飛び回っている子が 何人もいます 寒くは無いのでしょうか? 

もう3月 寒いからと言って 子どもたちは いつまでも家の中に閉じこもっては いられませんね そういえば 私の現役時代にも覚えがあります 園庭の梅の花がほころび始めると 「待っていました!」とばかりに シャツ1枚で駆け回っている子どもたちを 必ず見かけました 風邪を引かないかと 心配もしましたが 取り越し苦労でした

子どもは自然の変化を 本能的にに感知する能力を持っています 子ども自身が 
自然と一体なのだと思います だから 梅の花が咲き 草の芽が伸び出し 虫が動き始めれば 子どもの体も 春をいっぱい感じ取っているのです

最近は少子化の影響もあって 親は異常なほどに 子どもの健康を気にします ちょっと咳をしたから 少し熱があったから 顔色が悪いから と言っては 薬を飲ませ 病院へ連れて行きます 病院へ行っても 注射をしてくれないと 不安になる親もいます 子どもの方は かえって疲れて 他の病気をもらって帰ることもあります

健康に気をつけることは 勿論よいことです でも あまり過剰に心配するのは 考えものです 栄養のあるものを食べさせて 休養させれば治るのに 病院漬け・薬漬けにして 抵抗力を奪ってしまいます 

元気で飛び回る子どもたちを見ていると この子たちには きっと インフルエンザも 寄り着かないと思いました そして 明日は 楽しい「ひな祭り」を 迎えることが出来るでしょう