幼児教育を語るひろば

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尾道には少年の心がよく似合う

表題は尾道出身の映画監督 大林宣彦氏の言葉です 大林監督は 尾道を舞台にした 少年少女主演の映画を 数多く制作しています 「転校生」「時をかける少女」
「さびしんぼう」「ふたり」「あした」「あの 夏の日」等がそうです

私は 正月になってから 1週間ほど 広島の娘のところで過ごしました

冬晴れの穏やかな1月8日の日曜日に 娘夫婦と2人の孫(中1・小5 いずれも女の子)に付き合って 尾道へ行きました 
尾道では いま 映画「男たちの大和」の ロケセットを公開しています 先ず それを見学しました 9時頃現地に着いたのですが もうすでに 観光客で賑わっていました

大和のロケセットを見終わってから ロープウエーで 「千光寺公園」まで行きました 千光寺に詣でた後 公園内を散策したり 眼下の尾道水道を俯瞰したり 瀬戸内に連なる島々を 写真に撮ったりしました 

昼食は 名物「尾道ラーメン」を食べようと 評判の店を訪ねました ところが 延々と待つ人の行列が続いて 1時間以上待たないと食べられないという 混雑ぶりでした 
諦めて 行列が短い店に入りました おいしさを比較することは出来ませんが 歩き疲れて お腹も空いていましたから 皆満足して店を出ました

尾道は坂の町です それも急坂が多いので 散策するには骨が折れます 正直言って 午後になると 私は疲労も溜まって 内心散策はもう十分と思っていました それに 娘も二人の孫も 「疲れた!」と 口にしていました

ところが 娘と孫たちには もう1つ 見たいものがあったのです それは 大林監督が制作した「ふたり(赤川次郎原作)」の ロケ地を訪ねることでした
そして あらかじめ観光協会でもらった 「ロケ地マップ」を取り出して 「疲れて歩けない」 と口走っていた3人ですが 急に生き返ったようになって 映画「ふたり」のロケ地探しをする と言い出しました

子どもは 本能的に探求する力があります 映画の場面を思い出しながら 「こんな石段だった」「こんな生垣だった」「こういう門だった」「あんな看板だった」等々 手がかりを求めながら 坂道を駆け上がったり 下ったり 路地を見つけて入り込んだり 戻ったり 信じられないくらい元気に 孫たちは飛び回っていました 興味・関心が強ければ 疲れなど問題にならないのです

「ロケ地マップ」の1隅に 大林監督のメッセージが添えられていました

この地図を持って 尾道の町を歩けば あなたは必ずや迷子になるだろう
けれども恐れることはない ・・・・・それは あなた自身の 少年の あるいは少女の心の中に 迷い込んだだけなのだから
・・・・・見まわしてごらん あなたはそこで きっと 何かしら 大切なものを・・・・・あなたがいつか どこかで無くした愛しいものを・・・・・見つけることができるでしょう
それが 尾道の旅 あなた自身の旅
・・・・・さあ 勇気を持って 迷い込んでみようよ 尾道へ!!・・・・・

「こども」の心を もう少し掘り下げて書くつもりでしたが 旅行ボケでしょうか まとまりませんでした