幼児教育を語るひろば

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いろはカルタ (2)

「念には念をいれ」

注意深く取り組むことですが あまり心配し過ぎるのも 感心しません
外出時に 子どもが風邪をひいたら大変と 厚手のセーター・コート・マフラー・手袋・マスクと さらに携帯用カイロを貼って 暖房の効いた車で連れまわすのは ちょっと行き過ぎです 注意することは大事ですが 行き過ぎると かえって弱い子をつくってしまいます 気をつけましょう

「泣きっ面に蜂」

悲しくて泣いているのに さらに蜂に刺されたら 余計泣き声を張り上げてしまいます 子どもを叱る時 似たようなことが起こります
叱られた子は 悪かったと反省しているのに 親の小言は まだ延々と続きます 子どもの立場でいうと 「踏んだり蹴ったり」です 
叱る時は ポイントをはずさないで ひと言で済ませるようにしましょう

「無理が通れば 道理引っ込む」

多くの親は 子どもを支配したがります でも 子どもは独立したいのです そして 子どもにも道理があります それを認めてやらないと 子どもは道理を主張することも 叶えることも出来ないので 欲求不満に陥ります
親が全て正しいのでは 「そこのけそこのけ 親の無理が通る!」式で 子どもは 隅の方に引っ込むしか 方法がありません

「臭いものにふた」

マンション・ホテルの耐震偽装 絶えない談合事件等々の不正行為に 最近は耳慣れてしまいました しかし それではいけません 表面さえ取り繕えば 中身はどうでもよいという風潮を 私たちは 決して許してはいけないのです
同じように わが子をどんなに着飾っても 中身が伴わなければ 心無い人形に過ぎません 「泥中の蓮」という言葉があります 蓮は泥の中で 美しい清らかな花を咲かせます 悪い環境にも染まらず 惑わされず 自分の生きざまを貫く人になって欲しいと思います

「芸は身をたすける」

子どもは 自分の好きなこと 得意なことには 熱中して取り組みます 子どもがそれをやり遂げるまで 暖かく見守って 支えてあげるのが 賢い親の姿勢です
今ほど 「一芸に秀でる」人が 望まれる時代はありません また 「芸は身を助ける」で 万一の場合には 生活や仕事の上で 役立ち 助けになるのです

「子を持って知る 親の恩」

子育ては楽しい反面 苦労も多いのが実状です でも 親の苦労は 子どもには分かりません ですから子育て中の親は ついイライラしてしまうのです
子は 自分が親になった時 初めてその苦労が分かります そして 自分を育ててくれた親の恩が 身に沁みて分かるのです
このように子育てのサイクルは 長時間を要します ですから 子育ては とても時間のかかる営みです ウサギとカメの競走の カメになった気持ちで あせらずノンビリと マイペースで参りましょう
苦あれば楽あり 蒔いた種は 必ず生えてきます

以上 「いろはカルタ」より