幼児教育を語るひろば

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大人になりきれない?・4

大人になりきれない連中のことを書いていると きりがありません 
少年非行と言いますが 彼らの行為は それとどこか似ています

大人になりきれない連中が現れるのは 子どもの心を見失った家庭教育・親の自信喪失・成績本位の学校教育・集団で遊べない社会条件 など 彼らを取り巻く 様々な生育環境全てに関係します

彼らは 心身のどこかに欠陥があるのは事実です それを治すのは誰でしょうか? また 担当する機関はどこでしょうか? 家庭・学校・警察・・・ 色々考えられますが それぞれ 治す力は弱いように思います
私たちがつくった世の中ですから 社会全体の責任となると いっそう責任の所在が はっきりしなくなります

そこで 彼らが関わった 学校・職場・地域社会などの協力を得ながら 警察・病院・地方自治体の関係機関等が中心になって 少しずつでも治療に当たることが 必要だと思います

「親の後姿を見て育つ」 と言われるように 子どもは 一番身近にある家庭が その人格形成に 大きな影響力を持っていることを 繰り返して述べてきました
でも親は わが子のことを心配しながらも 毎日の忙しさに つい子どもに気を配るのが おろそかになってしまうのも 現実です
そのために 大人になりきれないのだとしたら 大変です どう気を配ったらよいのでしょうか?

実は そんなに難しいことを 要求している訳ではありません 日常生活で 親のごく自然なしぐさを 大事にして下さい ということです それが子どもの成長に 大きな力を持つのです
そして ちょっとした親の言葉かけや 思いやりが 子どもの悩みや不安を解消して 非行の歯止めになっているのです 
そういう親子関係を ぜひつくって下さい

家庭生活では 大人と子どもの考え方・感じ方に ずれがあります
親は 善意で 子どもの態度を注意したつもりでも 子どもは 「うるさい文句」 と受け取ります
子どもに理由を聞くと 「自分も分かっているのに くどくどと注意する」 「自分の欠点ばかり指摘する」 「文句ばかりで褒めてくれない」 というような答が返ってきます

確かに 家族間で褒めあうことは 少ないようです 褒めるというのは 「その人を認める」 ということでもあります
大人になりきれなかった人たちは この 褒められるという経験が 特に 幼児期・少年期に少ないようです 
また 褒めるというのは 優しさの表現でもあります 大人だって 褒められれば嬉しいものです 

このテーマの最後の言葉として 「褒めることがない子どもこそ 褒めてあげましょう!」 (短所も 裏返せば長所になります)